『タロットカード殺人事件』(2006)
2007年 11月 11日

ところがスプレンディーニと父娘に扮してピーターに近付いたサンドラは、やがてハンサムで洗練されたピーターの虜になってしまい、幽霊となったジョーをヤキモキとさせるが、最後の最後にはどんでん返しが待っている。最初の内はボヤいてばっかりだったスプレンディーニが、ピーターにメロメロになったサンドラを尻目にピーターへの疑いを強めていくという展開も可笑しい。
サンドラ役のスカーレット・ヨハンソンと、スプレンディーニを自ら演じたウディ・アレンの組み合わせも良いし、二枚目貴族ピーターを嫌味なくスマートに演じているヒュー・ジャックマンも素晴らしい。
またチャールズ・ダンス、ジュリアン・グローヴァー、イアン・マクシェーン、フェネラ・ウールガー、ロモーラ・ガライら脇役陣も好演で、大作ではないが気軽に楽しめる小品と言ったところ。
チャイコフスキーの『白鳥の湖』や『くるみ割り人形』、グリーグ作曲『ペール・ギュント』の中の「山の魔王の宮殿にて」などなど、音楽の使い方も面白い。

今週の週末レイトショウは・・・ 普通なら今週公開の「ボーン〜」を観ちゃうんでしょうが・・・ ひらりん的には、「ボーン〜」はあと一ヶ月くらいは上映しそうなので、いつでもーーー。 やっぱりウッディ・アレン監督とスカちゃんものでしょう。 ... more

イギリス&アメリカ サスペンス&コメディ&ミステリー 監督:ウディ・アレン 出演:スカーレット・ヨハンソン ヒュー・ジャックマン ウディ・アレン イアン・マクシェーン 【物語】 ブルックリン生まれのサンドラは、ジャー....... more

『恋の行方も、 犯人も、 タロットカードだけが 知っている…。』 コチラの「タロットカード殺人事件」は、ウディ・アレン監督がアガサ・クリスティへのオマージュたっぷりに描く軽妙なミステリー・コメディで、10/27公開となっていたのですが、観て来ちゃいました...... more

なんだかアガサ・クリスティ風だよねぇと思ってたら、どうもこれってオマージュ的な作品なのかな?ウディ・アレンとスカーレット・ヨハンソンといえば前作の「マッチポイント」のドロドロなサスペンスがわりと最近WOWOWで再観賞したこともあって記憶に新しいですが、同じ犯罪...... more


スクープや 鍵に切り札 漫才コンビ またひとつ、スカーレット・ヨハンソンの魅力を見つけたなり。前作「マッチポイント」と同様、殺人犯の相手役なんだろうけど、こちらは、死ななくてすむんだね。よかったよかった。 今回、変わりに死んでくれたのは、監督兼出演の... more


映画「タロットカード殺人事件」オリジナル・サウンドトラック(2007/10/17)ヘルベルト・フォン・カラヤン、 他商品詳細を見る 監督・脚本 ウディ・アレン (2006年 イギリス/アメリカ) 【物語のはじまり】 ジャーナリスト志望の学生サンドラ(スカーレット・ヨハ...... more

敏腕新聞記者ジョー(イアン・マクシェーン)が三途の川(?)で仕入れた特ダネは、巷を騒がす「タロットカード殺人事件」の犯人の正体。 死してなお熱い記者魂に突き動かされ、死神の目を盗んで現世に舞い戻ったジョーは、学生新聞の記者サンドラ(スカーレット・ヨハンソン..... more

『タロットカード殺人事件』(2006)SCOOP上映時間95分 製作国イギリス/アメリカ ジャンルサスペンス/コメディ/ミステリー恋の行方も、犯人も、タロットカードだけが知っている…。解説:ロンドンを舞台に、アガサ・クリスティへのオマージュたっぷりの事件が展開する...... more

公開日 2007/11/24(福岡県)監督:ウディ・アレン 「マッチポイント」出演:スカーレット・ヨハンソン/ヒュー・ジャックマン/ウディ・アレン 他【あらすじ】夏休みを利用してロンドンの友人宅に滞在中のアメリカ人学生サンドラは、遊びに行ったマジックショーで、敏腕...... more

ロンドンの友人宅に滞在中、遊びに行ったマジック・ショーで、 急死したばかりの敏腕新聞記者の幽霊に遭遇し、 彼からとっておきのスクープを耳打ちされる。 ジャーナリスト志望のサンドラ(スカーレット・ヨハンソン)は スクープをものにしようと、三流マジシャン(ウディ・アレン)と組んで 上流階級のピーター(ヒュー・ジャックマン)に近づくが・・。 サスペンスというより、ちょっと上品なコメディって感じで ドキドキ感{/heartbreake/}はなく、 最後は「チャンチャン{/gp13/}」って感じですね{...... more

久しぶりにウディ・アレン作品を 観ました! 舞台は、ロンドン。 今回のウディ・アレンは 三流ぽいマジシャン!!! これが結構似合っていて しゃべりも快調で軽い。 ミステリーというより コメディタッチの強い作品でした。 スカーレット・ヨハンソンとヒュー・ジャックマンの 主役の2人もなかなかいい! スカーレットのなんかちょっとダサイんだけど、 なんとなく可愛く見える衣装もいいんだなぁー。 ロンドンの風景や貴族のお屋敷やパーティも きれいで楽しめます。 できれば、英国式庭園...... more

89.タロットカード殺人事件■原題:Scoop■製作年・国:2006年、イギリス・アメリカ■上映時間:95分■日本語字幕:杉田朋子■鑑賞日:11月10日、シャンテシネ(日比谷)■公式HP:ここをクリックしてください□監督・脚本:ウディ・アレン□製作:レティ・アロ...... more

ウディ・アレン最新作も、またスカちゃん起用です 『マッチポイント』に続き、またもウディ・アレン×スカーレット・ヨハンソンの最強コンビが楽しめる! ウディ・アレンの最新作はロンドンを舞台に、アガサ・クリスティへのオマージュたっぷりに描かれるウィットとペーソスに溢れた上質ミステリー。死んだはずの敏腕記者から、ジャーナリスト志望の女子大生サンドラがそっと耳打ちされた、とっておきのスクープ、“世間を騒がすタロットカード殺人事件の真犯人はピーター・ライモン…”。 しかし、彼は...... more

【SCOOP】2007/10/27年公開製作国:イギリス/アメリカ 監督:ウディ・アレン出演:スカーレット・ヨハンソン、ヒュー・ジャックマン、ウディ・アレン、イアン・マクシェーン、チャールズ・ダンス 日本人なら英国での車の運転は心配ないね。... more

【SCOOP】2006年/イギリス/アメリカ 監督:ウディ・アレン 出演:スカーレット・ヨハンソン、ヒュー・ジャックマン、ウディ・アレン、イアン・マクシェーン ロンドンで起きている女性連続殺人犯を追う...... more

米国映画界の才人、ウッディ・アレン監督が2006年の前作「マッチポイント」と同様、ロンドンを舞台に世界で注目度№1の女優、スカーレット・ヨハンソンをヒロインに起用して撮ったコメディ・タッチのサスペンス「タロットカード殺人事件」(英米、95分)。この作品は、前作に比べて重々しさがなくなり、またアレン自身も出演しており、軽妙洒脱な彼得意のギャグも随所に織り交ぜている。アレンがヨハンソンのため1年間かけて完成したシナリオだが、彼と彼女の迷探偵ぶりが、遺憾なく発揮された十分楽しめる映画だ。... more

タロットカード殺人事件(2008/03/19)スカーレット・ヨハンソン、ヒュー・ジャックマン 他商品詳細を見る 監督:ウディ・アレン CAST:ウディ・アレン、スカーレット・ヨハンソン、ヒュー・ジャックマン ...... more

ウディ・アレン監督が『マッチポイント』に続き、スカーレット・ヨハンソンをヒロインに起用して描くロンドンを舞台にしたミステリー・コメディ。共演にヒュー・ジャックマン。 90年代半ばくらいから積極的に色々な女優を起用した映画を作ってきたウディ・アレン監督がスカーレッ... more

あらすじロンドン市街のマジックショー劇場で、ジャーナリスト志望の女子大生サンドラ(スカーレット・ヨハンソン)が舞台に上げられ中に入った人間の身体が消えては現れるボックスに入れられる。その中で、彼女は著名なジャーナリストの亡霊ジョー(イアン・マクシェーン...... more

高松で鑑賞してから、2ヶ月もしないうちにDVD発売。 そんだけ、高松に回ってくるフィルムが遅いってことですよね・・・ 【ネタバレです】 ウディ・アレン本人が出演してると、安心して笑えるコメディになりますね。しゃべり過ぎなのは一長一短やとは思いますが、スカーレット・ヨハンソンとのコンビも凄くテンポが良く、昔からやってる大阪の漫才師ぽくて親近感あります。彼女をすっかり手の内に入れた感じでした。 スカーレット・ヨハンソンにメガネかけさせるって、判ってらっしゃる(^^; 絶対に取った時と...... more

前作の「マッチポイント 」がかなり面白かった、ウディ・アレンの作品です。 そして今回もスカーレット・ヨハンソンが主役。 楽しみです。(^^) DVDで鑑賞。 ジャーナリスト志望の学生のサンドラは、 夏休みを利用してロンドンの友人宅に滞在中、 友人と観に行ったマス... more


レンタルで鑑賞―【story】ロンドン市街のマジックショー劇場で、ジャーナリスト志望の女子大生サンドラ(スカーレット・ヨハンソン)が舞台に上げられ、中に入った人間の身体が消えては現れるボックスに入れられる。その中で、彼女は著名なジャーナリストの亡霊ジョー(イアン・マクシェーン)と遭遇。急死したばかりの彼から、とっておきのスクープを耳打ちされるが― 監督:ウディ・アレン 『マッチポイント』『それでも恋するバルセロナ』【comment】気になっていたんだけど、コチラでは上映がなかったのでレンタルして観てみ...... more

わざわざのコメント、有難うございます。同じタイトルのブロガー同士の好で、宜しくお願い致します。
色々な人のコメントを読むのは楽しいですよね。
自分と違う意見の人を否定する方もいらっしゃいますけれど、そういう人こそ自分とは違った感性の持ち主ですから興味津々です。
アガサ・クリスティ作品を彷彿としました。
まさか、ウディ・アレン監督がこうゆう作品を作るとは、って感じもしなくはなかったのですが、
ところどころと言うか随所に彼らしさも見えて、とても楽しめましたね。
殺人事件が起っているんですけど、なんとなく全体に長閑な感じがするのが良かったと思います。
>大作ではないが気軽に楽しめる小品と言ったところ。
まさしくそういう感じですね。
なんか、S.ヨハンソンが出演作品を観るごとに好きになってきてます。
最初は耳ざわりがよろしくなかったあのハスキーな声も気にならなくなってきて。
次回のW.アレン作品もめっちゃ楽しみです。
ご無沙汰です!
というか、相変わらずTBが送れずに苦戦しております(汗)。
最初は普通のミステリーっぽい設定なのかなと思って見始めたんですが、いきなり死神が出てきたりでビックリしました(笑)。
所々でゴーストくんが出てくる以外は、まぁまぁ王道の展開を踏襲していましたけれどね。
スカーレット・ヨハンソンは作品を殆ど見ていないのでゴシップネタが先行しちゃってる部分があったのですが、案外しっかりとした芝居の出来る女優さんみたいですね。
それともウディ・アレンの腕かな。

その可能性も考えました(笑)。
でも”『刑事コロンボ』のように、最初に犯人を示して――”というような評を読んだので、じゃあどんでん返しはないんだろうなと見当を付けて観ていました。
まぁ犯人がわかったところでつまらなくなる、という作品じゃなかったですよね。
内容は、ウディ・アレン色が利いていて、
主役の2人も良かったし、思った以上に楽しめる作品でした。
スカーレット・ヨハンソンのめがねとか水着とか
ちょっとダサ系なんだけど、なんか可愛いのが気に入りました。
スカーレットの最後のセリフも良かったです!
ミステリーファンなんかは興味を惹かれるでしょうけれども、お洒落で都会的な(?)コメディを求めている人は敬遠してしまうかも知れませんね。
ラストはあちらの世界で、スプレンディーニとジョーが再会しても面白かったかも知れないですね。