『ベオウルフ/呪われし勇者』(2007)
2007年 12月 02日

アニメーション映画とはいうものの、本作は『ポーラー・エクスプレス』とは違って一見すると実写映画そのもの。キャラクターも、元の動きを演じた俳優にかなり似せられており、ここまで俳優をトレースするのならば、いっそのこと実写で作り、表現不可能な部分だけCGを使うなどした方が映画としての厚みが出たのでは、と思ってしまうほどだ。
しかし映像表現の新しい扉が開かれたのは事実である。

更に原典では女性とまるで関わりのないベオウルフと、フロースガール王の若き王妃が恋に落ちるなど、原典との乖離は甚だしい。但し一本の映画として見た場合には物語の整合性は充分取られており、むしろ本来の物語はこうであったのかも知れないと思わせるほどではある。
ラストも決してハッピー・エンドではなく、更なる悲劇を予感させて終るのも、ある意味英雄伝説の幕切れとしては相応しい。

【BEOWULF】2007/12/01年公開(12/01鑑賞)製作国:アメリカ監督・製作:ロバート・ゼメキス出演:レイ・ウィンストン、アンソニー・ホプキンス、ジョン・マルコヴィッチ、アンジェリーナ・ジョリー 実写に近いアニメなのか、アニメに近いCGなのか・・・ん?ラストでゴー....... more


怪物が出てたりしてるみたいで ぜんぜんそそられなかったけど、 ゼメキス監督ということだけで観てきました〜! え?コレって人もぜーんぶCGだったの?! イギリス文学の「指輪物語」にも影響を与えたという歴史上最古の英雄叙事詩を、 『ポーラー・エクスプレス』でCGアニメーションは経験済みのロバート・ゼメキスが映画化。 『ポーラー・エクスプレス』は大好きなんだけどな、 もともと俳優たちの動きに、モーションキャプチャという手法でCGアニメーション化しているので顔もそっくり。 やっぱりCGの技術などは...... more


全編CG映像かぁ〜『ポーラ・エクスプレス』っぽいのかなぁ〜と、思いながら鑑賞へ―【story】507年、デンマーク。最高の戦士ベオウルフ(レイ・ウィンストン)は、フローズガール国王(アンソニー・ホプキンス)の国を襲う忌まわしき怪物グレンデル(クリスピン・グローバー)を撃退。そのため、冷酷で魅惑的なグレンデルの母親(アンジェリーナ・ジョリー)の怒りを買い、壮絶な戦いを繰り広げることになる―英雄ベオウルフの冒険を語る歴史上最古の叙事詩を、ロバート・ゼメキス監督がパフォーマンス・キャプチャー技術で映画化― ...... more

映画館にて「ベオウルフ 呪われし勇者」 歴史上最古の英雄叙事詩をロバート・ゼメキス監督が映画化。 おはなし:伝説的な英雄の時代、気高き戦士ベオウルフ(レイ・ウィンストン)は町を襲う怪物グレンデルを撃退する。さらにグレンデルの母親(アンジェリーナ・ジョリー)を退治しに行ったベオウルフは彼女と契約を交わすことになる。 映画が始まった途端にチラッと後悔が頭をよぎりました。パフォーマンス・キャプチャーの映像の質感が自分の好みに合わないかもしれないと思ったからです。ところが、デンマーク王役のアンソニー・...... more

監督:ロバート・ゼメキス CAST:レイ・ウィンストン、アンソニー・ホプキンス、アンジェリーナ・ジョリー 他 6世紀のデンマーク。フローズガール王(アンソニー・ホプキンス)が盛大な宴を催している最中、醜い怪物グレンデルが押し入ってきて多くの人を虐殺...... more

試写会で 観てきました。「ベオウルフ/呪われし勇者」公式サイト何も知らず ふつーに実写の映画だと思ってたら・・全部CGだとは!王様のアンソニー・ホプキンスも マルコビッチも。本人に見えるのに なんだか違和感・・でもそれが かえって肉体美とファンタジー色...... more


ポコンと時間があいたので「ベオウルフ/呪われし勇者」を観たよ。 いくつかの作品の初日が重なったのね! すごい人だった。 出演:レイ・ウィンストン、アンオニー・ホプキンス、ジョン・マルコヴィッチ、アンイェリーナ・ジョリー 上映時間:114分 気高き最高の... more

『この男、 時代を超えて生きている。』 コチラの「椿三十郎」は、山本周五郎の「日日平安」を原作に1962年に製作された「椿三十郎」を45年の時を経てリメイクした作品で、年末の時代劇シーズンに先駆けて12/1に公開されるのですが、試写会で観て来ちゃいましたぁ〜....... more


世界を巻き込む“呪いの連鎖”は、一人の女の誘惑から始る。「私があの女を殺しましょう」 呪われた王国へ、男は海の向こうからやって来た。どんな戦士も敵わなかった怪物グレンデルを倒し、名を馳せるために。鎧も武器も要らない。相手が素手なら、こちらも生身で戦うま...... more

『この誘惑が、世界をもてあそぶ。』 コチラの「ベオウルフ 呪われし勇者」は、英国文学最古の英雄叙事詩「ベオウルフ」をロバート・ゼメキス監督が、パフォーマンス・キャプチャーによって映画化した12/1公開のアドベンチャー・ファンタジーなのですが、早速観て来ち...... more

■邦題:ベオウルフ/呪われし勇者 ■原題:BEOWULF ■上映時間:114分 ■製作国:アメリカ ■ジャンル:アクション、アドベンチャー、ファンタジー ■配給:ワーナー・ブラザース映画 ■公開:2007/12/01 ■劇場:ワーナー・マイカル・シネマズ茨木(劇場5/K席11席) ■パンフレット:700円 ■オフィシャルサイト:http://wwws.warnerbros.co.jp/beowulf/ この誘惑が、世界をもてあそぶ。 ■監督:ロバート・ゼメキス ...... more

歴史上最古の ファンタジーらしいのですが、 残念ながら原作は 読んでいないので、 ストーリーはよく知らないのですが 全編CGってのも凄そうだし、 なんとなく映像に引かれて 観にいきました。 舞台は6世紀のデンマーク、フローズガール王(アンソニー・ホプキンス)が 統治する国は、怪物グレンデル(クリスピン・グローバー)に悩まされていた。 そこへ、戦士ベオウルフ(レイ・ウィンストン)が海を渡ってやってくる。 ベオウルフは、グレンデル撃退に成功するが、 グレンデルの母親(アンジェリ...... more

『ベオウルフ -呪われし勇者-』 この誘惑が、世界をもてあそぶ。 ■『ロード・オブ・ザ・リング』にも匹敵する壮大なストーリー、『300』をも凌駕する刺激に満ちたアクション。最高のファンタジーと最高のアクションがいま完璧なる融合を果たす!それ... more

「ベオウルフ 呪われし勇者」の試写会に行って来ました。 なんと試写会は、この日だけだったようです。 全編CGとの事、、、、ホントCGってなんでも出来ちゃうのねw( ̄▽ ̄;)w... more


「ポーラー・エクスプレス」に続き、ロバート・ゼメキス監督が贈るモーション・キャプチャー・アニメーション!!とのことでひそかに楽しみにしていた一本なのですが、、、うーーーん。 原題: BEOWULF 監督: ロバート・ゼメキス 脚本: ニール・ゲイマン ロジャー・エイヴァリー 音楽: アラン・シルヴェストリ 出演: レイ・ウィンストン アンソニー・ホプキンス ジョン・マルコヴィッチ ロビン・ライト・ペン ブレンダン・グリーソ...... more

原題:Beowulf いかにも本物っぽくないものがいっぱい登場してくる・・だけどいつのまにかすっかりそのデジタルシネマの、英国文学最古の英雄叙事詩の、世界に浸れる・・ ここは6世紀のデンマーク、老国王フローズガール(アンソニー・ホプキンス)が王妃ウィールソウ(ロ... more


『300』と『ロード・オブ・ザ・リング』が1つになったーーー壮大なファンタジーに、おびえろ。 ええ、おびえさせていただきましたよ。... more

「ベオウフル」を観てきました〜♪ 呪われた王国を救うため、勇者ベオウルフ(レイ・ウィンストン)は荒海を乗り越えやってきた。王国の戦士がかなわなかった、グレンデルを撃退するが、その母親(アンジェリーナ・ジョリー)の怒りをかう・・・ 人気Blogランキング ↑ 押せば、凄いCGの映像が楽しめるかも!? Blog人気ランキングに参加してます。 ご訪問の際は、是非ポチっとワンクリックお願いします〜♪ ... more

'07年製作 監督:ロバート・ゼメキス 主演レイ・ウィンストン 共演アンソニー・ホプキンス、ジョン・マルコビッチ、ロビン・ライト・ベン、アンジェリーナ・ジョリー他。12月1日より公開中! 6世紀、フローズガール王が統治するデンマークは、怪物グレン...... more

JUGEMテーマ:映画 見えそうで見えないベオウルフの股間・・・((〃゛◇゛〃))デモ、ソンナノカンケーネェー 英国文学最古の英雄叙事詩。 言語学上にも貴重な文献だそうだ。 最新の映像テクノロジーと、最高のキャストで描いた英雄物語。 本来ならば私、この手のファンタジー的な作品は好きじゃない。 スルーしようかと思ったのですが、監督がロバート・ゼメキス!!! キャストも、アンソニー・ホプキンスをはじめ興味を引く。 『ロード・オブ・ザ・リング』は...... more

永遠に続く、「男の哀しい性(さが)」■ストーリー舞台は古代デンマーク。そこは怪物が闇躍する世界。王国のどんな戦士たちでも適わなかった怪物を倒した、ベオウルフ。海を越え、名を馳せたベオウルフの次なる獲物は、怪物の母親。実はこれは罠だった。美しき怪物の母親の誘惑に負け、王の座と富と賞賛とを引き換えに、怪物の母親を抱き、子を授けてしまう。かくて、呪いは次の世代に受け継がれていく_。■「英雄、色を好む」英国文学最古の英雄叙事詩がもととなった本作品。現代にも通じる寓話は、「男の哀しい...... more

☆「ベオウルフ/呪われし勇者」 監督:ロバート・ゼメキス 出演:レイ・ウィンストン、アンソニー・ホプキンス、ジョン・マルコビッチ、ロビン・ライト・ペン、ブレンダン・グリーソン、クリスピン・グローバー、アリソン・ローマン、アンジェリーナ・ジョリー 6世紀のデンマークの王フローズガールが盛大な宴を催す中に、醜く巨大な怪物グレンデルが姿を現し人々を虐殺。 この呪われし怪物グレンデルに対し、王は褒賞を用意して討伐隊を募集。 その噂は遥か海をこえ、スウェーデンの南部にあたる地域に住む勇士ベオウルフが従士...... more

「ベオウルフ」★★★ 声の出演:アンジェリーナ・ジョリー 、アンソニー・ホプキンス 他 ロバート・ゼメキス 監督、アメリカ、2007年、114分 6世紀のデンマーク、 王が盛大な宴を催す中に、 醜く巨大な怪物グレンデルが 姿を現し人々を虐殺した。 その...... more

The uncanny valley 【Story】 伝説的な英雄たちの時代。気高き最高の戦士ベオウルフ(レイ・ウィンストン)は、町を襲う忌まわしき“悪魔”、グレンデル(クリスピン・グローバー)を撃退。そのため、冷酷で魅惑的なグレンデルの母親(アンジェリーナ・ジョリー)ぎ..... more

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急に寒くなったので、セラミックヒーターを点けた。迂闊にもスチームを併用しなかったので空気が乾燥し、たちまち鼻と喉をやられてしまった。まず口の中の後鼻腔が炎症を起した。痛い。膿のような鼻汁が出た。鼻も詰まって、鼻声になる。 これを治すには、洗浄と水分補給だ。もちろん内服薬も飲む。 それと、アルコール。日本酒がいいのだ。熱燗で。 ごほごほと咳が出るが、熱燗を飲んでいると症状が緩和するうえに、痰がとれる。痰がたくさん出れば、それだけ回復も早い。 スチームには、若干の香料を注いでおく。アロマチックで気...... more

すげーよ3D!! なんかいろいろ飛び出して見えた!(3Dだからね) いやぁ、ははは。 実は発熱する前に「ベオウルフ」見てきていたのでした。3D対応劇場で2,000円出して。 まぁ出して良かったと思えたので良いです(そりゃ安く見れるに越したことはないですが)。 財宝ばら撒くところはほんとにこっちに転がってきそうだったし、突進する先にある木の枝は思わず避けたくなるほどでした。 すごいすごい。慣れないメガネでしばらく気になりましたが。 「ポーラーエクスプレス」のときは予告を...... more

今週の週末レイトショウは・・・ 久しぶりの映画の日・ファーストデーが土曜日に巡ってきたので・・・ 1000円の日はポイント加算のない「チネチッタ」はやめて・・・ 「TOHOシネマズ川崎」で観てきました。 ... more


今回はベオウルフ/呪われし勇者を観てきました。いつも行く映画館ではこの映画を上映しているシアターは広いだけで音響良くないし、椅子が狭いし・・・。でも自由席で広いので後ろに人が座る可能性はほとんどなく、椅子を蹴られる心配もないので、映画の世界に没頭はできますが。... more

全編CG。違和感はあるけど、『ポーラー・エクスプレス』より技術は進歩してるかな。てか、ベオウルフが全裸で戦うシーンはパンツくらい履かせれば良かったのに。置いてあるモノや人で股間がうまく隠れるって…。 まぁ、後半のドラゴンとの戦いはなかなかイイです。 『ベオウルフ/呪われし勇者』をもっと詳しく。 2007/12/11 イオンシネマ三川にて鑑賞。176本目。... more

水曜日がレディースデイのいつもの映画館。 なんの下調べも無しに入ったら... どんな手段(割引)も使えない3D上映! メガネを渡され、 最初から最後までディズニーランドのアトラクションのよう。 リア...... more

先日、某レストランで「よろしかったら書いてください」と言われて渡された短冊に、ガンダムのイラスト付きで宇宙の平和{/hiyo_please/}を願っておいたピロEKです{/face_nika/} 因みに息子は「弟の病気がなおりますように」{/hiyo_please/}と書いていました{/face_ase2/}。うちに男子は息子1名しかおりません{/face_ase2/} 馬鹿親子です{/face_acha/} ところで皆様… ペプシネックス飲んでますか{/eq_1/} 私は、今日2本ドリンキング〜{...... more

『ベオウルフ 呪われし勇者』呪われた王国へ、男は海の向こうからやって来た。どんな戦士も適わなかった怪物グレンデルを倒し、名を馳せるために。鎧も武器も要らない。相手が素手なら、こちらも生身で戦うまで。そんな恐れ知らずの勇者ベオウルフに仕掛けられた甘い誘惑...... more

あらすじ6世紀のデンマーク。フローズガール王が盛大な宴を催す中に醜く巨大な怪物グレンデルが姿を現した。人々を虐殺したグレンデルに対し、王は褒賞を用意して討伐隊を募集。これに応じた戦士ベオウルフは、見事グレンデル撃退に成功するが・・・。感想『ポーラー・エ...... more

2007 アメリカ 海外アニメ アクション(アニメ) 作品のイメージ:切ない、カッコいい、ドキドキ・ハラハラ、怖い 出演:レイ・ウィンストン、アンジェリーナ・ジョリー、アンソニー・ホプキンス、ジョン・マルコビッチ (有名な伝説、しかも何度もリメイクされているものですが、後半の展開をまだ知りたくないという... more

原題「Beowulf」 2007年 公式サイト 原作「ベーオウルフ」古英英雄叙事詩/作者不詳 古代デンマーク。フロースガール王の統治する国では巨人グレンデルが暴れまわり民が犠牲になっていた。噂を聞いて海を渡って来た勇士ベオウルフは激闘の末、素手でグレンデルを打ち負かし..... more

8世紀頃に成立したとされる英国最古の英雄叙事詩「ベオウルフ」を基にしたフルCG映画。アンソニー・ホプキンスやアンジェリーナ・ジョリー、『スタートレック エンタープライズ』のマルコム・リード大尉、ドミニク・キーティングら役者さんたちがCGキャラクターとして登場。... more

ベオウルフ。お話は知らなくても名前くらいは聞いたことある人も多いんじゃないでしょうか?神話・英雄伝好きな私としてはとっても楽しみな作品でした。 予告編を観てアンジェリ ...... more
2つの違うエピソードを繋げる為にかなり原作から改変してましたね、でもその部分のキーの魔女@アンジーに魅了されてしまいました。
映画としては楽しめましたし、竜との対決は迫力有りました。
二つのエピソードは上手く繋げていると思いますけど、その分ベオウルフが人間臭くなっているというか、スケールの小さなただの人になってしまっている気がしますね。
ただアンジェリーナ・ジョリーはとても魅力的でした。作品全体のイコンになってますね。
兵士たちとか宴のシーンとかが、いきなりアニメぽいのが
ちょっと気になりました。
それにしても、やはりアンジェリーナの存在感はすごいですねー。
声も妖艶でセクシーでしたよね〜
あれじゃ〜英雄もイチコロかも・・・(笑)
ジェラルド・バトラー版もおもしろそうですね〜。
DVD観てみようかなー。
私も、あくまで「実写メイン」で「一部CG」の方が作品全体に奥行きが出たのでは?と思うのですが、、、。う~ん、なんというか、ものすごい豪華キャストなのにフルCGってなんか寂しくない?的なミョーなフラストレーションを感じてしまったんですよ。(^^;
エクスカリバーさんはジェラルド・バトラー主演版もご覧になったのですね。
私も記憶が薄れないうちに見比べてみようと思ってます。
あれが意図的に出した味なのか、それとも技術的な限界点なのか、それによって評価が変ってくる気もしますね。
また各キャラクターの動きは全て役者の動きをトレースしたものなのか、それとも普通のCGアニメのようにアニメーターが(オペレーターが、と言うべきでしょうか)動かしているのかでも意味合いが変ってきますし。
でも技術的な凄さは感じますが、全体としてはまだまだ過渡期のものなのかなとも思います。
もうちょっと動きに無理がないと良いんですが・・・。
アンジェリーナ・ジョリー、短い出番ながら圧巻でした。
ロビン・ライト・ペンがちょっと可哀相だったし、アリソン・ローマンにはもっと出番をあげて欲しかったなぁ。
アンジェリーナ・ジョリーにしろ、ジョン・マルコヴィッチにしろ、ひと目で本人とわかるデザインになってますよね。
そうなると本人の加工されていない演技も見てみたくなるというものです。
まぁレイ・ウィンストンくらい変っちゃってれば、アニメにする意味もあるかと思うんですが。
気になるのは、リアルな表情なのに息遣いが感じられないことと、キャラクターに重量感がないことでしょうか。
一歩一歩大地を踏みしめて歩いているという感じがなく、なんとなくスーッと、というかヒョコヒョコというか、地面を移動してるように見えてしまうんですね。
この辺りは今後の課題かも知れませんね。
その点、ジェラルド・バトラー版は、肉体と肉体がぶつかり合うという感じが伝わってきます。
この2作品、本当に好対照です。
知らないでボーっと見てると、元ネタが同じなことに気が付かないかも・・・(苦笑)。
本作の原作、探してるのですが、現在どこでも売り切れ・・・というか絶版!?ベオウルフは、王妃に恋をしないのですね!ますます、やはり原作を読みたくなりました。
読書の、延いては興味の対象まで広がったことへの切っ掛けになっているとは嬉しい限りです。
自分の場合は単に飽きっぽくて、しかも欲張りなだけなのかも知れませんが(苦笑)。
原作というのは岩波文庫のことでしょうか?だとすれば絶版になってしまっていると聞きました。
ただその昔手に取ったことがあるのですが、随分と読みにくそうだなぁ、というのが印象でしたね(苦笑)。
このブログでも紹介していますが、サトクリフが再話したものならば、大きな書店やネットでは比較的手に入りやすいかと思いますので、ご興味がおありならば探してみて下さい。
手っ取り早くお話が知りたいのであれば、トマス・ブルフィンチの『中世騎士物語』なども参考になるかも知れません。
この映画でのベオウルフは、王妃と不倫(?)したり、怪物の母親の誘惑に負けちゃったり、王になって年老いてからは若い愛人作っちゃったりとなかなかお盛んで、正に”英雄色を好む”という感じなのですが、原典のベオウルフは女っ気ゼロです(笑)。
推す人もいながら、なかなか王位に就かなかったりと かなり謙虚な人物で、信頼は置けるものの面白みには幾分欠けるキャラクターなのですが、この映画だと人間臭すぎるかな。
ジェラルド・バトラー版では、丁度その中間くらいの役作りになってますので、比較して見るのも面白いかと。
今作って本当は「3D」作品だったんだと鑑賞後に知りました。
しかも、3Dと言えばあの青赤のめがねをかけて観るものですが、それも不要という仕掛けだったのだとか。
自分の目の前まで人物が浮き上がって見えたらしいのです。
もっと3Dが観れる劇場が増えて欲しいですね。
そして、原作の内容を詳しく教えていただき、どうもありがとうございます。スッキリしました。それにしても、まるで女っ気ゼロだなんて!だとすると、ますます物語の展開が気になります。がんばって、本探すぞ~!
実は自宅から一番近いシネコンでは3Dで上映しています。
しかし時間がちょっと合わなかったのと、料金が高いので次善のシネコンで通常版を鑑賞しました。
DVDはおそらく3D仕様ではないでしょうから、そちらを見るほうが価値があるんでしょうけれどもねぇ。
もう一回観に行きたいかと問われると、うーん・・・(苦笑)。
演出というかカメラアングルは色々と工夫してますよね、手前に物が来るように。
3Dで見ると評価も上がるのかなぁ・・・?
『中世騎士物語』はやはり岩波文庫から出ていますが、基本的にはアーサー王と円卓の騎士の物語がメインです。
その他のイギリスの伝承として、ロビン・フッドなんかと一緒にほんのちょこっと紹介されているだけですので、書店・図書館等で立ち読みすれば充分かと。
後は昔、光栄から出ていた『爆笑アーサー王』という本に、「ロランの歌」や「ニーベルングの指環」と一緒にちょこっと紹介されていました。僕はこの本で概略を知りましたね(笑)。
なかなか体調が思わしくないようですが、無理はしないで頑張りましょう。
この作品はお気に召さなかったようですが(苦笑)、来年もファンタジー系の作品は目白押しですね。
当分「お楽しみは続く」という感じです。
劇場では3Dだったのですね。そう聞くと3Dで観たかったかなとも思います。
こういう融合ってギャラはどうなっているのかな?なんて現実的なことも考えてしまいました。ファンタジーだというのに夢がないですけど(苦笑)。
自分がよく行くシネコンでは両方のヴァージョンを上映していましたが、3D版は特別料金ということだったので敢えて観なかったのですが、後になってちょっと後悔したりして。
ちなみにDVDとブルーレイでは別のヴァージョンがソフト化されてるんですよね。
当初はDVDでも両ヴァージョンのリリースが予定されていたのに、直前になって発売中止になっちゃったみたいです。
うー、気になる。