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『パイプオルガン・クリスマス・コンサート~ドイツと北欧のクリスマス~』

今日は日本の公立ホールで初めてパイプオルガンを設置したという、由緒ある神奈川県民ホールへ行って来ました。場所は横浜・山下公園のそば。最寄り駅はみなとみらい線の日本大通り駅ということで、久々に渋谷から東急東横線の車中の人に。同じく元町・中華街駅や、市営地下鉄や根岸線の関内駅、あるいは根岸線の石川町駅からも歩いて行けるようですね。
『パイプオルガン・クリスマス・コンサート~ドイツと北欧のクリスマス~』_e0033570_2381242.jpg
今回はそのパイプオルガンをメインにしたクリスマス・コンサートで、「サンタクロースの国から、オルガンの荘厳な響きと天使の美声で贈る聖夜のハーモニ-!!」と謳い文句にあります。
演奏者の平中弓弦は「北欧の大聖堂、聖ヨハネ教会音楽監督・主任オルガニスト」と肩書きにありまして、デンマークや日本だけでなく世界中で活躍している人だそうですが、残念ながら存じ上げません。
で、お目当てはもう一人「澄み切った天性の美声で今最も注目の歌姫」と肩書き付きで紹介されているソプラノ歌手・幸田浩子の方。チラシやパンフのプロフィールには「澄み切ったコロラトゥーラの類まれな美声と麗しい姿で聴衆を魅了するオペラ界のミューズ」と書かれていましたが、相変わらず魅力的ですね。

『パイプオルガン・クリスマス・コンサート~ドイツと北欧のクリスマス~』_e0033570_2384143.jpg演奏されたのは、第一部が作者不詳と言われている「組曲 フォーブルドンとディアローグ」に始まり、J.P.スウェーリンク「我らに御子が生まれたもう」、G.F.ヘンデル「オペラ『セルセ』より”ラルゴ”」、「オラトリオ『サムソン』より”輝かしいセラフィムよ”」、<北欧のクリスマス・キャロル>と題して「一人のおさな子がベツレヘムに生まれ」「いま千のクリスマスのキャンドルをともし」「素晴らしき私たちの世界(地球)」、そしてD.ブクステフーデの「コラール”暁の星のいと美しきかな”による変奏曲」「ベツレヘムにおさなごが生まれたもう」、「トッカータ ヘ長調」というプログラム。

第二部はB.マターの「コラール”暁の星のいと美しきかな”による変奏曲」、W.A.モーツァルト「”ねぇ、ママ聞いてよ!”のメロディーによる12の変奏曲(キラキラ星変奏曲)」、「モテット『踊れ喜べ、幸いなる魂よ』より”ハレルヤ”」、C.グノー「アヴェ・マリア」、N.W.ガーデ「”暁の星のいと美しきかな”」、J.S.バッハ「トッカータ、アダージョとフーガ ハ長調」、最後に<世界で親しまれるクリスマス・キャロル>として「あら野のはてに」「もろびとこぞりて」「きよしこの夜」の3曲メドレー。更にアンコールは客席と一緒に「きよしこの夜」という構成でした。

正直言うと馴染みの薄い曲が多く、また曲調が曲調なだけに幾分か睡魔に襲われる瞬間もあり(これがまた非常に気持ちが良かったのです)、またお二人のコミュニケーションも今ひとつで進行そのものもスムーズではなかったのでコンサートとしての出来栄えはあまり良くはなかったのですが、全ては幸田さんの歌声、そして笑顔で帳消しといったところです。
今回コンサートが行われたのは小ホールとはいえ、客席は400席以上。満員の観客のうち大半は彼女目当てだったんじゃないでしょうか。オルガン独奏中の客席には船を漕いでる人の姿を少なからず見かけましたが、彼女がステージに立って歌っている時は皆シャキッとしていましたから。
来春にはいよいよ待望の国内CDデビューも決まり、ますます彼女の活躍から目を離せません。
なお明日も、同一プログラムによるコンサートが同じ県民ホールで行われます。
by odin2099 | 2007-12-22 23:11 | 音楽 | Trackback | Comments(0)

悪文礼賛


by Excalibur(エクスカリバー)
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