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『34丁目の奇跡』(1994)

『34丁目の奇跡』(1994)_e0033570_071945.jpgNYの有名デパート、コールズの宣伝担当のドリーは、シングルマザーのキャリアOL。結婚に失敗した彼女は男性不信に陥り、娘のスーザン共々現実主義者。隣家の弁護士ブライアンの好意も素直に受け容れることが出来ずにいる。クリスマス商戦真っ只中のそんな彼女たちの前に、謎の老人クリス・クリングルが現れる。彼は自らをサンタクロースだと名乗り、彼を雇ったコールズもたちまち大盛況。スーザンもそんなクリスに、サンタクロースの存在を信じかけていた。しかしコールズに客を奪われたライバルデパートは、陰謀を巡らしてクリスを精神異常者で危険な存在だと思わせ、信用を失墜させようと目論む。夢を信じる心を取り戻し始めたドリーは、ブライアンにクリスの弁護を依頼。ここに前代未聞の、サンタクロースの存在を問う裁判が開かれようとしていた・・・。

クリスマス・シーズンの定番『三十四丁目の奇跡』のリメイクで、昨年はそのオリジナル版を観ているので今年はこのリメイク版を鑑賞。
オリジナル版でエドマンド・グウェンが演じたクリスも良いが、このリメイク版のリチャード・アッテンボローもなかなかの適役。この前年に『ジュラシック・パーク』でオーナー役を演じているが、どちらもリアルタイムで劇場鑑賞しているので、そのイメージが持続している印象を受けた。

サンタに扮したクリスが、英語がわからないオランダ人の子どもとオランダ語で会話するシーンが、耳の聞こえない子どもと手話で会話するシーンへと変更されたり、クリスを陥れるのがライバルデパートだったりと、オリジナル版とはかなりの相違点があるこのリメイク版だが、クリスマスに奇跡が起るハートウォーミング・ピクチャーである点は変わりなし。
ただその「奇跡」だが、1ドル紙幣をポイントにしたリメイク版よりも、手紙が重要な役割を果たすオリジナル版の方がより説得力があるように思うのだが、如何だろうか。
またオリジナル版の方がよりコメディ色が強く、リメイク版の方がラブストーリー、ファミリーピクチャーの色が濃いというのが特徴だろう。
なお、小説版ミュージカル版、何れも皆で楽しめる傑作である。
Tracked from シェイクで乾杯! at 2008-05-20 23:22
タイトル : 34丁目の奇跡(1994年度)
ラストのオチがオリジナルと違うけれど、こちらも素敵。... more
by odin2099 | 2007-12-24 00:07 |  映画感想<サ行> | Trackback(1) | Comments(0)

「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”


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