『太平洋奇跡の作戦 キスカ』(1965)
2007年 12月 27日
敗色の濃くなった昭和18年、アリューシャン列島のアッツ島に米軍が上陸し、守備隊2400名は孤立無援で玉砕。何せ敗戦国だからして日本の戦争映画には悲壮感溢れた作品が多いが、太平洋戦争を題材に採りながらハッピーエンドを迎えるという珍しい作品である。
三船敏郎、山村聡、中丸忠雄、佐藤允、藤田進、稲葉義男、田崎潤、平田昭彦、土屋嘉男、久保明、西村晃、志村喬、児玉清ら男臭い面構えの役者が揃い、女優が一人も出ていないのも画面が締まって見える。
その中にあって悲劇的な役どころになる黒部進や、コンビを組んで作品中唯一のコメディ・パートを演じている二瓶正也と阿知波信介が印象深い。
監督は丸山誠治、特技監督・円谷英二、團伊玖磨の音楽も効いている。





