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『飛び出す立体映画 イナズマン』(1974)

新人類帝国の帝王バンバが、イナズマンこと渡五郎に決闘を申し入れてきた。
五郎を襲うファントム軍団のミュータンロボット軍団。だがその戦いに割って入る第三の勢力。
それはガイゼル総統率いるデスパー軍団だった・・・!

『飛び出す立体映画 イナズマン』(1974)_e0033570_015988.jpg飛びだす冒険映画 赤影』(『仮面の忍者 赤影』第一部の総集編)、『飛び出す 人造人間キカイダー』に続く立体映画の第三弾で、劇場では赤と青の立体メガネが配布され、3Dのパートになるとそのメガネをかけて楽しむという趣向。

脚本は高久進、監督・山田稔。
出演は渡五郎に伴直弥(伴大介)、ガイゼル総統に安藤三男、ゲストとして超能力を持つ少女ミチルに斉藤浩子
音楽は勿論、渡辺宙明。

TVシリーズが『イナズマン』から『イナズマンF』へとお色直しされる過渡期に作られた作品で、TVに先駆けてバンバの最期とガイゼル総統の登場を描いている。



『飛び出す立体映画 イナズマン』(1974)_e0033570_9154926.jpgリアルタイムで観に行った<東映まんがまつり>以来の鑑賞と相成ったが、同時上映だった『きかんしゃやえもん D51の冒険』や『マジンガーZ対ドクターヘル』『キューティーハニー』『仮面ライダーX』などと比べて全然記憶に残っていなかったのも無理はない。

『イナズマン』という比較的マイナーな作品の劇場版だということ、それに立体映画だということを除けばこれといった見所のない作品で、一応『イナズマン』ファンを自認している(?)自分でもちょっと辛いかなぁという内容。
せっかくの美少女ヒロインの扱いも勿体無い。



『飛び出す立体映画 イナズマン』(1974)_e0033570_1851415.jpg

by odin2099 | 2007-12-30 09:16 |  映画感想<ア行> | Trackback | Comments(0)

「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”


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