『東急ジルベスター・コンサート 2007→2008』
2008年 01月 01日
今年も司会はテレビ東京の大江麻理子アナウンサーと宮本亜門のお二人。
ゲストはバレリーナの草刈民代、テノール歌手のジョン・健・ヌッツオ、ヴァイオリニストの千住真理子、ピアニストの仲道郁代。
演奏は東京フィルハーモニー交響楽団で、指揮は前年に引き続いての尾高忠明。
オープニングで流れていたのは「カルメン前奏曲」でしたがノン・クレジット。
番組としての一曲目はプッチーニ作曲の「『トゥーランドット』から 誰も寝てはならぬ」をジョン・健・ヌッツオの歌で。これは亡くなったパバロッティの追悼という意味を込めているようです。
続いて草刈民代が登場してフォーキン振り付けによる「瀕死の白鳥」を踊ります。曲はサン・サーンス作曲の「白鳥 『動物の謝肉祭』から」。今回のコンサートの目玉の一つで、バレエのことは良くわかりませんが美しかったですね。
そして今度は千住真理子のヴァイオリンをフューチャーしての、マスネ作曲「タイスの瞑想曲」へと続きます。
注目のカウントダウンに選ばれたのは、レスピーギ作曲「交響詩『ローマの松』から アッピア街道の松」。「ローマの松」そのものは以前にもカウントダウンとして取り上げたことがあったようですが、今回が一番短いカウントダウンの曲だったんじゃないでしょうか。
最後の最後がアレ?という感じがしないでもないですが、まずはカウントダウン大成功でした。
2008年一曲目は、J・シュトラウスII作曲の「雷鳴と稲妻」。華やかで良い感じです。ここから司会陣に、初挑戦だという草刈民代が加わりました。
次がバーンスタイン作曲「『ウエスト・サイド・ストーリー』から マリア」を、ジョン・健・ヌッツオが歌います。
そして仲道郁代が登場して、チャイコフスキー作曲の「ピアノ協奏曲第1番 第3楽章」。「第3楽章」だけの演奏というのは珍しいんじゃないですか?その分新鮮には感じましたけれども。
その次が今回の目玉その2、初共演となるヴァイオリン千住真理子、ピアノ仲道郁代のデュオによるクライスラー作曲「愛のよろこび」。
・・・といっても素人なもので、この組み合わせのありがたさ、というか凄さが今ひとつわからないのではありますが・・・。
最後はJ・シュトラウスII作曲の「美しく青きドナウ」。残念ながら中継時間内に演奏が収まりきれずに尻切れトンボ。良い気分になって聴いている時には興醒めですねぇ。プロ野球の中継が途中で切られてしまう以上に。。。
まぁ、何だかんだで今回も充分に堪能致しました。やっぱり一度は生で聴いてみたいものですね。
またテレビ中継は2部構成の内の第2部だけなんですが、出来れば1部から放送して欲しいものです。その前の番組には、個人的に全く興味が湧きませんから(苦笑)。また宮本亜門の司会はちょっとウルサイかな(爆)。
今年も残すところ、あと3日になりましたね!そのせいか足先が冷えます(関係ない!?)皆様、今年の年越しをどうお迎えになりますか??職場で、ご自宅で、ご実家で、コンサートで、神社で、といろいろな方がいらっしゃると思います。わたしは、今年は自宅で家族と迎...... more
いやぁジルベスター・コンサート堪能されたようですね。
僕は妻が紅白を見ていたので見られませんでした orz.
仲道郁代級の soloist は普通伴奏をやらないので, 珍しいのですね。
今年のジルベスターは見られますように。
それでは又。
初めまして、ですよね? コメント、有難うございました。
このジルベスター・コンサート、今回が13回目ということは半分くらいは見ていることになりますが、今では唯一無二というくらいの大晦日のお楽しみになっています。
仲道さん、伴奏ではなくあくまで共演というスタンスでしたね。まぁ相手が千住さんだったからかも知れませんが。
毎年毎年色々な組み合わせが登場するのも、この番組の楽しみですね。
でも「アッピア街道の松」は感動しました。そしてピアノとバイオリンの共演も見応えがありました。プロのピアニストが、あのように伴奏も上手いなんてビックリです!これから、「オペラコンサート」の録画観なくちゃ!ひょっとして、エクスカリバーさん「古代ローマの千年史」もご覧になりました??ものすごく面白くて、今年の年末年始のスペシャル番組には、大満足のわたしです!
最後の曲が尻切れトンボなのは今回が初めてじゃないと思いますけど、生放送で民放とはいえ、もうちょっと配慮が欲しいかな、と思いますね。
まぁ中継してくれただけでありがたがらないといけないのかなぁ・・・。
「古代ローマ1000年史」というのは稲垣吾郎が出ていたヤツですね。興味はあったんですけれど、「司会みのもんた」の文字を見た瞬間、見る気が失せちゃったんですけれど(苦笑)、なかなかの力作だったようで。
再放送してくれないかなぁ。
「ニューイヤーオペラコンサート」、今回は随分力が入ってるなぁという印象がありました。
ま、いつも色々工夫しながら頑張っているのだとは思いますけど(笑)。