『超歴史ミステリーロマン』vol.1
2008年 01月 02日
といっても一度もきちんと見たことはないんですけれど、先日放送されていたのが第5弾だったとか。これからもまだまだ続きそうですね。
女性の視点から日本史の裏側を探るとでもいった内容で、なかなか興味深いネタが揃っていますので、書籍のほうも順調にシリーズ化されると良いのですが。
このVol.1は副題が「女たちの戦国」となっておりまして、戦国時代を彩った女性にまつわる秘話が集められています。
第一章は「吉乃」。織田信長の側室で、後の豊臣秀吉にも大きな影響を与えた存在なんだそうで。桶狭間の合戦の勝利の影にも彼女の存在があったのだとか。
第二章は「お市の方」。戦国一の美女と呼ばれた彼女は、実は兄・信長と愛人関係にあった?! 更に実は兄妹ではなく従姉だったという説もあるそうな。
以後も第三章は「北の政所」、第四章は「淀VS北の政所」、第五章「ガラシャ」、第六章「春日局」、そして第七章「お江与」と続きます。
大谷吉継は秀吉の実子だった!?とか、大坂の陣は豊臣と徳川の戦ではなく淀とお江与との織田VS浅井の戦いだったとか、細川ガラシャは暗殺されたとか、天海僧正=明智光秀と春日局という明智一族が徳川家を支配していたとか、裏ネタが続々。中には結構有名なエピソードもありますが、これだけ一纏めにされれば圧巻です。
トンデモ話だと一笑に伏す前に、ちょっとロマンに浸ってみるのも一興かと。