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『ドリトル先生アフリカゆき』 ヒュー・ロフティング

「沼のほとりのパドルビー」というイギリスの小さな田舎町に住むジョン・ドリトル先生は、動物と話をすることが出来るという名医。ある日、アフリカに住むサルたちがひどい病気で苦しんでいるという話を聞くと、家族同然の動物たちを連れてアフリカへと向かいます。

『ドリトル先生アフリカゆき』 ヒュー・ロフティング_e0033570_23453454.jpg子供の頃に夢中になって読んでいたシリーズです。元々はアメリカ製らしいですがTVアニメ版がお気に入りで、それが高じて原作も読むようになったのですが、すっかり虜になってしまいました。実を言うとアニメ版のドリトル先生はスマートな紳士なのに対し、原作のドリトル先生はずんぐりむっくりした愛嬌あるおじさん。最初は随分違和感がありましたが、そのうちにすっかり慣れてしまいました。何と言っても動物と自由に話が出来るというのが魅力で、ドリトル先生の住む家は理想郷に思えましたね、当時は。
今はうーん、どうでしょう? いくら意思の疎通が完全に出来るとはいえ、家中に動物が溢れかえっていたらノイローゼになってしまうかも知れませんね。もうすっかり”純な心”はなくなってしまいました・・・。

ちなみに原作の翻訳を手掛けたのは作家の井伏鱒二
といってもどれだけエライ人なのかはピンとこないのですが(直木賞を始め様々な受賞暦があります)、翻訳家ではなく小説家だからなのか、実は原書とは随分とニュアンスが違う部分もあるようなのですが、その辺りは流石に良くわかりません。
実は国文学者だった祖父が井伏鱒二を研究していたという縁もあったので、それでスンナリとシリーズを揃えてくれたらしいのですが、今思えばもっと色々と聞いておくのだったな、とちょっと後悔しております。
by odin2099 | 2008-01-11 23:46 | | Trackback | Comments(0)

「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”


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