『光の六つのしるし』(2007)
2008年 01月 14日

序章となる『コーンウォールの聖杯』だけは読んだんですが、4部作に手を出す前に上映終了が近付いてきましたので急いで観てきました。
それにしても単館上映みたいな扱いになっているし、肝心の本国でもヒットしたとは聞いていませんので、残り3作の映画化は絶望的、なんでしょうかねぇ。
14歳の誕生日を迎えた日に、ウィルは古より続く<光>と<闇>の戦いに巻き込まれ、<闇>から世界を守るために六つの<しるし>を探す役目を担わされ、時空を越えた冒険をするというファンタジー物です。
とはいうものの、結局ウィルが守るのは家族や隣人といった身近な人々なのが今ひとつスケールを感じさせない要因でしょうか。<しるし>も何だか良くわかりませんし、対する<闇>の勢力も黒騎士や魔女などこじんまりしたもの。
原作は『指輪物語』や『ゲド戦記』、或いは『ハリー・ポッター』などと比較して語られたりもするのですが、その壮大さは残念ながら映画からは伝わってきません。舌足らずというか説明不足というか、これはやはり原作をきちんと読まないと駄目なんでしょうね。
ただ、映画を観ている1時間半の間は幻想的な雰囲気に浸れますので、首尾よく4部作全てが映画化されればそれなりのスケール感を味わうことが出来るのではないかなぁとは思うのですが、さてそこまで続きますやら。
<追記>
DVDリリースタイトル 『ザ・シーカー/光の六つのしるし』


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自分も近々読み始めます。
かえって本を読むのが楽しみになっています(笑)。
やはり続編は無理っぽい感じですね。予告編を見た時は面白そうでいつ公開されるんだろうと思ってたらDVDが・・・
光と闇という設定は好きなんですけどね。
映像はなかなか好みだっただけにこれでおしまいになっちゃったら残念です。

いつの間にか公開され、いつの間にか終っていた、という感じですか。
おまけに、いつの間にかDVDが出てる?(苦笑)
ファンタジー映画がブームだから続々と映画化が進むのは良いけれど、限られたパイを皆で奪い合ってる感じ。
公開する劇場の確保も難しく、宣伝にもお金や時間が掛けられないのならば意味ないですよね。
それに、これだけ作品数が増えてくると、みんな「どっかで見たような」になってしまうのも致し方なし。
もっと一本一本を大事にして欲しいものです。
この作品もちょっと勿体無かったなぁ。
TBの件、お気になさらずに。
おっと自分もやっちゃってますね(汗)。