『変身忍者 嵐』(1972)
2008年 01月 25日
東映が『仮面ライダー』と同じく石ノ森章太郎を原作に招き、その時代劇版を狙った作品なのですが、関東地方では『ウルトラマンA』の裏番組になってしまったためにかなり苦労したようです。かくいう自分も『A』は熱心に観ていましたが、『嵐』は一回も観たことがありません。東映ではありませんが、同じ変身忍者ヒーロー物の『怪傑ライオン丸』は一生懸命観ていたんですがねぇ。ちょうど同じ時期の放送でしたが。
後になってビデオで2~3話観たかと思いますが、その程度の予備知識なものでこの劇場版もあまりピンときませんでした。昔の友人が刺客となって襲ってくるというパターンのお話も王道ではありますが面白みには欠けますし、その動機や目的も説得力があるとも言い難いものでした。まぁこの頃の作品に多くを期待しても仕方ないですし、6話ということですからまだまだスタッフやキャストも作品を把握し切れていない時期ですからね。
主演の南城竜也は後に『怪傑ライオン丸』の後々番組『鉄人タイガーセブン』の主役に選ばれるなど、子ども番組では御馴染みの顔。またサポート役の牧冬吉は大人向けのドラマでは悪役のイメージが強いかも知れませんが、『隠密剣士』の霞の遁兵衛、『仮面の忍者 赤影』の白影など子ども向け番組では正義の忍者の定番役者さん。そして子役時代の林寛子もレギュラー出演しているのですが、実に可愛らしいですね。
そういえば近年、『仮面ライダー響鬼』が放送された際にこの『嵐』との関連性が色々と取り沙汰されましたが、どうやら『嵐』のリメイク企画というのが先にあったようですね。平成ライダーも今度の『仮面ライダーキバ』で9作目。目先を変える意味でも検討に値するアイディアかとも思うのですが、如何でしょうか(他にも『キカイダー』や、石ノ森原作作品ではないですが『宇宙刑事』復活を望む声も少なくないですね)。
懐かしい~、「変身忍者 嵐、見参!」ですね。(笑)
こちらでは日曜日の午後6時頃に放送されてたでしょうか、よく見てました。(裏番組に良いのが無かっただけですけど・・・。)
「怪傑ライオン丸」「風雲ライオン丸」は平日の夕方(午後4時か午後5時頃)に放送されてました。
こちらもよく見てました。
東京では再放送やったのかなぁ・・・?
ビデオで2~3本観たくらいしか予備知識はありません。
それにしても林寛子は可愛いなぁ(笑)。
この後でアイドル歌手としてデビューするわけですが、この当時は中学1年生くらいかな。
『ライオン丸』は『怪傑』『風雲』共に観ていましたけれど、後番組の『タイガーセブン』は観ていません。
何故かその後の『電人ザボーガー』は観てるんですよね。