『海底軍艦』(1963)
2008年 02月 14日
そしてそれを率いる神宮寺大佐というキャラクターの魅力!
出番は後半からなのですが、演じる田崎潤の個性もあって、出てきた瞬間に他のキャラクターを全て霞ませてしまうほどです。
唯一、神宮寺に対して異なった魅力を発揮していたのは、小林哲子扮するムウ帝国皇帝陛下でしょうか。
SFというよりも”架空戦記モノ”に近い作品ですが、今だからこそ受け入れられそうな作品のように思います。
海底軍艦高島忠夫 押川春浪 本多猪四郎 東宝 2003-10-24 恐怖の海底王国地上に挑戦!緊急出動する万能原子戦艦! 古代、海底に沈んだムウ帝国の生き残りが全世界を植民地にすべく侵攻を開始。旧...... more
もちろん東宝特撮映画の顔といえばゴジラを筆頭に怪獣達なのでしょうが、今回は東宝特撮映画に登場したスーパーメカについて少し。 一番のお気に入りはなんといっても昭和38年公開の「海底軍艦」に登場した轟天号です。全長150m、重量1万トン、マッハ2で空を飛び、海上では80ノット、海中では50ノット、先端のドリルを回転させ地中をも時速20キロで進むという万能戦艦でございます。デザインは絵物語作家の小松崎茂さん、彼の生み出した数々のメカの中でも最高傑作ではないでしょうか。 ミニチュアは最大の物が...... more
監督:本多猪四郎 出演: 田崎潤 高島忠夫 藤山陽子 小泉博 上原謙 藤木悠 佐原健二 平田昭彦 天本英世 小林哲子 12000年前、地殻変動のため海底に沈んだムウ帝国は海底都市で地熱の力で生き延びていた。しかし突然地上に現れ、全世界に植民地になるよう要求、世界各地に攻撃を開始する。太平洋戦争終戦間際にこつぜんと姿を消した神宮司大佐たちは、孤島でひそかに強力な海底軍艦を建造していた。かつての神宮司の上司・楠見はムウ帝国と戦うために轟天号の出動を要請。だが旧日本帝国にこだわる大佐は肯じない。一方...... more
でも良く考えると、この作品で空を飛ぶ必然性ってないような・・・?(苦笑)