『ラスカルにあいたい』 ちばかおり
2008年 02月 18日

オールカラーで、アニメーションのキャラクターやストーリーの解説、作者であるスターリング・ノースの紹介や原作とアニメとの比較、当時のスタッフのインタビューなどが中心ですが、興味深いのは現地の写真が多数掲載され、劇中場面と照らし合わせることが出来ることでしょうか。
これが実にソックリ。
それらしい風景を描いておけば、たかが日本製のTVアニメですから作品としては成立したでしょうが、そうはしなかったスタッフたちの努力には頭が下がる思いです。
今なお生き続けるラスカルの人気を思えば、数年前に企画されていた劇場用リメイクの話が流れたのは残念でしたね。
おそらく『フランダースの犬』と『母をたずねて三千里』、両方のリメイク作品がヒットしなかったからだと思いますが、中途半端にキャラクターだけを利用して『ぽかぽか森のラスカル』なんぞを作るくらいなら……。

ラスカルだ!
♪ありがとう、僕の友達、ラスカルに会わせてくれ~て~♪
この本、読みたいです。
ほんと、ラスカルに会いたいですよね。
もう、この時点で年齢が・・・。(笑)
その前に「ヤマト」、「マジンガー」、「ライダー」ネタでばれちゃってるか。``r(^^;)ポリポリ
今度、書店で探してみます。
御紹介ありがとうございました。<(_ _)>

実際にアライグマを飼おうとは思いませんが、ラスカルには逢いたいですねー。
ま、アライグマは大きくなるとかなり獰猛になるそうなので、飼うのは難しいらしいです。
この本にも載っているのですが、飼育が難しくて手放してしまう人も多いのだとか。
やっぱりアニメの中で楽しむのが無難ですかね。
『ハイジ』以降のこの枠の作品は、殆ど現地にロケハンに行ってるはずです。
なので本国でも評価されてる作品が多いみたいですね。
やっぱり子ども向けに手抜きはいけません。
子ども相手だからこそ、本気で取り組まねばね。
もちろん、物語の当時とは全く変ってしまったり、イメージとそぐわなくてアレンジしちゃったりということもあるようですが、その程度は許されるでしょう。”絵”なのですから。