『チーム・バチスタの栄光』(2008)
2008年 02月 24日

ところが今度は映画の方が、主人公を男性から女性に変えたり、キャスティングを見ても納得出来る人が殆どいないので逆に不安になったりしていたのだが・・・・・・心配していたよりはずっと面白かった。手術のシーンも丁寧に見せていたし、ストーリーの省略具合もまぁまぁ。
ただ、7人もいる<チーム・バチスタ>のメンバー一人一人の扱いは小さい。例えば、メンバー唯一の途中参加となった大友看護士。彼女が加わってからチーム内のコンビネーションが微妙に狂いだし、術死が始まったのでは?という疑惑が持たれるが、これにはちゃんとした理由があり、それが後半の展開の伏線にもなっているのだけれども・・・あっさりとカット。よって映画版の彼女は、単なるドジっ娘扱いなのが非常に気の毒だ。
他にも消化不良になってしまった部分は多々あり、なんとなく薄味の印象。原作小説は濃いキャラ同士の会話劇の面白さもあるのだが、これはやはり主人公の性別を変えてしまった弊害もありそうだ。
面白くなりそうな作品が平凡な作品に。なんとも勿体無い。

□作品オフィシャルサイト 「チーム・バチスタの栄光」□監督 中村義洋 □脚本 斉藤ひろし、蒔田光治□原作 海堂尊 □キャスト 阿部寛、竹内結子、吉川晃司、池内博之、玉山鉄二、井川遥、田口浩正、田中直樹、佐野史郎 ■鑑賞日 2月9日(土)■劇場 チネチッタ■cyazの満足度 ★★★☆(5★満点、☆は0.5)<感想> 手術室での密室の殺人。難易度の高い心臓移植手術“バチスタ手術”の専門集団「チーム・バチスタ」と厚生労働省から派遣された破天荒なキレモノ役人、白鳥との戦いが始まる。 &...... more

2006年第4回「このミステリーがすごい!」で大賞を受賞した海堂尊原作の同名ベストセラーを映画化したものだそうです。ミステリーものが大好きな私としては、この原作が以前から気になっていて、ずっと読みたいなと思っていたのですが、なかなか小説を読む機会がなく・・・。映画の方が先になってしまいました。 <あらすじ> 東城大学付属病院では、桐生助教授(吉川晃司)を中心に、難易度の高い「バチスタ手術」の専門集団「チーム・バチスタ」を作り、26例連続して成功を収めていた。ところが最近、3例続けて術中死が発生した。...... more

41「チーム・バチスタの栄光」(日本) 成功率60%と言われる心臓手術〝バチスタ手術〟を26回連続して成功させている東城大学付属病院の専門集団〝チーム・バチスタ〟 しかし、その手術が3回連続して失敗するという事態が発生する。原因は事故かそれとも殺人なのか? バチスタの執刀医である桐生恭一助教授の依頼で院長は内部調査を行うことに。院長からその命を受けたのが、心療内科医の田口公子だった。 聞き取り調査の結果、彼女は単なる事故死と結論を下そうとしたが、そこへ厚生労働省の役人、白鳥圭輔...... more


原作ファンの方々の前評判がすこぶる悪いので気になってたんだけど、新聞に載ってた中村義洋監監督のインタビューでなんとなくわかりました。主人公が男性から女性に変わっちゃてるんですね。要のキャラクターが変われば作風だけじゃなくて、物語そのものが違うものになりそ....... more

くどくて申し訳ないが、海堂尊氏の『チーム・バチスタの栄光』が大好きだ。だから、その小説が映画になると聞いた時に、「ほぅー」と思った。で、キャストを聞いた時には思わず「ゲゲッ」となった。何故なら、本作の主役を務める田口公平の名前が田口公子になっており・・・女性が演じると分かったからだ。ショックで鑑賞をスルーするつもりだったが・・・ちょっと好奇心が出てきたりしてだから、原作のことは忘れよう。それはそれ、これはこれだ。 由香、無の境地で劇場へいざ出陣― パッカパッカ【story】高難度の心臓手術「バチ...... more

『チーム・バチスタの栄光』(2008)成功確率の低いバチスタ手術を次々と成功させ、「チーム・バチスタの奇跡」「栄光の7人」と呼ばれている専門チーム。ところが最近になって立て続けに手術は失敗。そ...... more

【チーム・バチスタの栄光】2008/02/09公開(02/10鑑賞)製作国:日本 監督:中村義洋原作:海堂尊 『チーム・バチスタの栄光』(宝島社刊)出演:竹内結子、阿部寛、吉川晃司、池内博之、玉山鉄二、井川遥、田口浩正、田中直樹、佐野史郎、野際陽子、平泉成、國村隼犯人...... more

JUGEMテーマ:映画 2008年2月9日 公開 「・・・・住んでる。」(・_・;)シラトリサン これはちょっと宣伝に踊らされてしまったなぁ〜。 ・・・てか、これ『トリック』でしょ。 阿部ちゃん出てるし、脚本は『トリック』の蒔田光治さんですし。 原作はいつものように未読なんですけど、「このミステリーがすごい!」の大賞受賞のベストセラーでしたね。 手術室のセットなんか1億かかってるらしいですねぇ。 本物の最新医療設備をちゃんと揃えてるらしいんです。 ...... more

人気ブログランキングの順位は? 心臓手術のエリート 「チーム・バチスタ」 3件連続 原因不明の手術失敗 容疑者は7人の天才 究極の完全犯罪 犯行現場は半径10センチ 犯行現場は、半径10cm。この7人の中に、いる。 ... more

映画 「チーム・バチスタの栄光」 バチスタ手術の専門集団「チーム・バチスタ」の7人。 この中に犯人がいる。 田口公子(竹内結子)…心療内科、不定愁訴外来医師。 白鳥圭(阿部寛)…厚生労働省・大臣官房付技官。 桐生恭一(吉川晃司)…第一外科助教授。バチスタ執刀医。通称ミスター・パーフェクト 鳴海涼(池内博之)…病理医。桐生とは義兄弟の間柄。 酒井利樹(玉山鉄二)…外科医。第二助手 大友直美(井川遥)…看護師。元チーム・バチスタの看護師、星野(野波麻帆)の後任。 羽場...... more

2008年/東宝/120分 【オフィシャルサイト】 監督:中村義洋 出演:竹内結子、阿部寛、吉川晃司、池内博之、佐野史郎、玉山鉄二、田中直樹、田口浩正、井川遥... more

「チーム・バチスタの栄光」TOHOシネマズ六本木ヒルズSC2で鑑賞 TOHOシネマズの日で1000円です。 六本木で未見作品、これしか無いような。 家族の誰かが、「絶対面白いから!保障する!」といっていましたが、原作を読んだわけでもなく、映画はみたのかな。 それで半分騙された気分で1000円ならま、いいかと。 で、率直な感想。 お医者さんが書いた原作でもっとシリアスな医療ミステリーなのかと思ったら、緊張感の全く無いエンタメ作品でした。 逆に言うと、簡単でわかりやすいので誰でもみること...... more

現役医師・海堂尊による同名ベストセラー小説を、『アヒルと鴨のコインロッカー』の中村義洋監督が映画化した医療ミステリー。有能な心臓手術チームに起きた連続術中死をめぐり、内部調査を任された女性医師と、破天荒な切れ者役人のコンビによる活躍を描く。主演の竹内結...... more


試写会に誘って頂いて「チームバチスタの栄光」を観た。 成功率60%といわれる心臓の「バチスタ手術」に26連勝という成功記録をもつ専門集団に、3例続けて死亡事故が起きる。院長に調査を命じられたのは、手術経験のない心療内科医の田口(竹内結子)。問題を見つけ..... more

2006年第4回「このミステリーがすごい!」大賞受賞の同名ベストセラーを映画化。出演は、外科は素人の心療内科医師・田口に、日本を代表する美しさが魅力の女優・竹内結子。 厚生労働省のキレモノ役人・白鳥に、常に独特の存在感で観客を魅了する俳優・阿部寛。また監督には...... more


こんにちは♪ かりんです。 月曜日のレディースデイを利用して「チーム・バチスタの栄光」を楽しんできました! 医療ミステリーのベストセラー小説が原作なので、 レディースデイはガラガラかしら?と思ぎ..... more

1/23に行った1ヶ月ぶりの舞台挨拶。2008年1発目は、第四回「このミステリーがすごい!」大賞を受賞した現役医師・海堂尊原作『チーム・バチスタの栄光』登壇したのは、竹内結子、阿部寛、池内博之、玉山鉄二、井川遥、田口浩正、佐野史郎、中村義洋監督、原作者・海堂尊。....... more

監督 中村義洋 原作 海堂尊 脚本 斉藤ひろし 、蒔田光治 出演 竹内結子 阿部寛 吉川晃司 池内博之 玉山鉄二 井川遥 田口浩正 田中直樹 佐野史郎 野際陽子 平泉成 國村隼 ほか 現役医師・海堂尊による同名ベストセラー小説を、『アヒルと鴨のコインロッカー』の中村義洋監督..... more


いや〜ここ数日バタバタしておりましたが、もろもろの合間にちろちろ映画も観ておりました。 とりあえず一番最近のからボチボチアップしていこうと思います。 まずは、「このミステリーがおもしろい」の第4回大賞作品である医療ミステリーの映画化、『チームバチスタの栄光』から。 ... more

ちょっと中途半端に出来上がっちゃったなぁ<公式サイトへのリンク> 原作は文庫化されてすぐ読んだ(Review書いてないけど・・・・)とにかくすごく面白くて、次の展開が気になり読むのを止められなくてあっという間に読み終えてしまった もちろん、小説と映画は別物、というのは当然のことだから"原作に比べて・・・"なんてコトはあまり言うつもりはないけれど・・・ なんだかずいぶん軽い作品になったなぁ・・・ まず主人公を女性だと知った時点で、かなりびっくり とは言うものの、実際に観てみたら、田口=女性 と...... more

自分も日頃からお世話になっている病院関連の話には 非常に興味がある。まぁ バチスタ手術の様な特殊な手術が そうそう立て続けに 何件も行われる分けもないけど しかも奇跡的に26連勝って 凄いなぁ。。。ってか 名医の吉川晃司は 太り過ぎててアイドル時代の面...... more

ソフトと歌は必要か? 評価 ★★☆☆☆(2.6P) 【簡易感想】 現役の医師が描いた医療サスペンスかつ、第4回「このミステリーがすごい!」大賞を受賞したということで耳にしたことはあったが原作は未闘..... more

これちょっと面白そう。 現役医師・海堂尊が書いた、 2006年第4回「このミステリーがすごい!」で大賞を受賞した 300万部を超える同名のベストセラー小説の映画化。 ドラマにもなるそうで。 原作は未読。 DVDで鑑賞。 高難度の心臓手術「バチスタ手術」を26回連続で成... more

原作を読んで、放送中のドラマも観ているのですが、映画の方も借りて見てみました。原作を読んでしまうと、田口の設定が竹内結子に、と若い女性になっていたりして違和感を感じるものの・・・ドラマに比べたらまだいいかもしれない・・・と思ってしまいました(苦笑)というか、見ていくうちにあまり気にならなくなるというか・・・。原作では小太りと描写されていた白鳥→阿部寛もかっこよくなりすぎてイメージとは違いますが、白鳥が出てきてからは展開が小説同様面白くなってきましたね。吉川晃司も意外とよかったかな。でもココリコ田中は...... more

あらすじ高難度の心臓手術「バチスタ手術」を26回連続で成功させていた“チーム・バチスタ”に3度続けて術中死が発生。内部調査を任された田口(竹内結子)が適当な報告で締めくくろうとした矢先厚生労働省の切れ者役人の白鳥(阿部寛)が現れる・・・。感想このミステ...... more

犯人は、あなたですね。 犯行現場は、半径10cm。この7人の中に、いる。 2008年 日本 公開日2008/02/09 レンタル開始日2008/08/08 チーム・バチスタの栄光 スペシャル版 監督 中村義洋 出演 竹内結子/阿部寛/吉川晃司/池内博之/玉山鉄二/井川遥/田口浩... more

=== 映画「チーム・バチスタの栄光」(テレビ録画)を見て… === {{{ 【題名】 「チーム・バチスタの栄光」 【出演者】 竹内結子(田口公子)、阿部寛(白鳥圭輔)、吉川晃司(桐生一)、池内博之(鳴海涼) 、玉山鉄二(酒井利樹)、井川遥(大友直美)、 野際陽子(藤原看護師)、 國村隼(高階権太) 【監督】 中村義洋 【脚本】 斉藤ひろし 、蒔田光治 【原作】 海堂尊 }}} 昨年、本作の公開を知った時、是非映画館で鑑賞しようと思って...... more

チーム・バチスタの栄光 - goo 映画 【あらすじ】 成功率60%といわれる心臓手術「バチスタ手術」を26例連続成功させていた、東城大学付属病院の専門集団「チーム・バチスタ」。しかしその手術が3例連続で失敗するという事態が起きた。原因は果たして事故なのか? それとも故意の“殺人”なのか?? 心療内科医の田口は院長の命で手術失敗の内部調査を行うことに。聞き取り調査の結果彼女は単なる事故として調査を終了しようとするが、そこに厚生労働省の白鳥が現れ…。 気になってた映画ではありましたが、なんとなく...... more

2008年:日本 原作:海堂尊 監督:中村義洋 出演:竹内結子、阿部寛、吉川晃司、佐野史郎、池内博之、田中直樹、玉山鉄二、田口浩正、井川遥、野際陽子、平泉成、國村隼 東城大学病院では、成功率60%といわれる高難度のバチスタ手術を専門とする7人体制の「チーム....... more
監督次第では、とっても面白くなりそうなのに、おっしゃるとおり、勿体ない作りでしたね。
原作本の出来の良さは、わかりますが、読みたい、という気になりませんでした。
無理に、とは申しませんが映画にガッカリした方ならば、なおさら原作をお読みになることをお勧めします。
この勢いだと映画もシリーズ化されそうなので、今の内に原作シリーズも読んでおこうかな。

もったいない出来。、そ~ですね~。
原作は、独特で面白かったですからね!
竹内結子さんのための映画になっちゃったかな?ラストのソフトボールシーンで〆た感じでは、。
原作の濃いキャラを生かしたドラマや、医療現場への問題提起もすっかりカットでしたから、映画化した意味はなんなんだろ~な~っという気がしたのは確かでした。軽いエンターテイメントに仕上げちゃった、ってトコロでしょうか~。
映画もいいんですけれど、TVドラマとして原作に忠実に作って欲しいな、という気もしますね。
2時間枠で二夜連続とか、1時間ドラマで4~5回とか(NHKなんかにはよくありますけど)。
それでキャラクターをもっと掘り下げて、田口や白鳥とのやりとりをじっくり描いて欲しいものです。
そこまでやらないと勿体無くて・・・。
こちらこそ有難うございました。
原作だと大友さんももっと比重が大きいですね。
興味をお持ちであれば、一読の価値はあるかと思います。
自分もシリーズ全部に手を出してしまいそうです。
そうなんですよねー
原作を読んでいると、色々不満を感じてしまいます
私としては、前半部分の田口が独りでがんばっている様子(院長とのやりとりとかも含めて)をもっともっと丁寧に描いて欲しかったし、こちらにも書かれている通り、チームのメンバーのキャラクターをもっともっと掘り下げて欲しかったなぁ、と思いました
全体的にあっさりしていて、ちょっともったいなかったですねー
最近NHKが、4回とか6回とか8回くらいの長さでドラマを連発してますし、WOWOWもオリジナルドラマの製作に参入してきてますが、そういう枠でやってくれれば面白くなりそうなんですが・・・。
そういえば映画の公開当初は「大ヒットだ!」「パート2だ!」と騒いでいましたけれど、その後続報は流れてきませんね。
ドラマ版は休止中です(笑)。最終回が終ったらまとめて見るつもりです。
なんか雲行き怪しい展開になってるみたいですねー。
『ジェネラル・ルージュの凱旋』映画化はまだ正式発表がないですね。
しかしアノ人がアノ役だとすると、イメージ全然違うんだけどなぁ・・・。
(これで、コメとトラバ返しができるのか、とても今不安です…)
全く原作とは別物でした。でも、折角映画を作るのであれば「原作がある別物」を作るのではなく、一から撮りたいものを作るべきではないのかな…といつも思ってしまいます。他人の褌で相撲を取るべきではないのではと…。
ヤフーとエキサイトの相性は悪くないと思いますので、これで大丈夫です。
アメリカでは例えオリジナルのストーリーを構築した場合でも、ネタが被りそうな小説などがあった時は、訴訟沙汰になる前に映画化権を押さえておくということもあるようですが、日本の場合は単なるネタ探しにしか使われていないケースも少なくないように思いますね。
確かに小説と映画は表現媒体が違うので、それぞれに相応しいように改訂しなければならないこともあるだろうと思いますが、仰るとおり作り手の意志で改変するというのはどうなのかな、と思いますね。
自分は「原作尊重主義」なので、例え変更したことによって更に面白くなったとしても複雑な気分で観てしまいます・・・。