『ミス・マープル/夜行特急の殺人』(1961)
2008年 02月 26日

これがミス・マープル物としては初めての映画化になるらしい。原作はどういうお話なのか知らないのだが、好奇心旺盛で元気一杯の婆さんが頑張る作品になっている。でも、ミス・マープルってそういうイメージだったっけか?
ただ発端から解決まで1時間半弱で見せるコンパクトさは、娯楽映画としては悪くない。もうちょっと色々と伏線を張っておいて欲しいものだけれども、丁度TVドラマならば2時間枠での放送にピッタリだし、メイドに扮したミス・マープルは正に「家政婦は見た」状態。犯人の動機は弱いと思うが、コメディ色もほどほどで充分に及第点だ。
もっとも何れ原作小説を読む気なので、その後では前言撤回するかも。なんせ原作では、目撃する人、潜入する人、そして推理する人、と全て別の人らしい。それを全てミス・マープルが兼ねてしまうなんて、原作ファンなら卒倒しかねない独自のアレンジを施しているんだし。

"Murder She Said" GWも後半戦に突入していますが、、、 息子の学校があるので、旅行や帰省もせず、嫁さんとのんびり過ごしています。 3月に文庫本で読んだ「アガサ・クリスティ」の『パディントン発4時50分』の、、、 映像化作品をレンタルしていたので一緒に鑑賞。 小説の方が面白いんだろうなぁ… と思いつつ、映像化された作品を見つけると、観たくなるんですよねぇ。 自分の頭の中で描いたイメージと見比べたいという思いと、想像できなかった部分の確認をしたいと...... more