人気ブログランキング | 話題のタグを見る

スーパー歌舞伎『ヤマトタケル』(2008)

スーパー歌舞伎『ヤマトタケル』(2008)_e0033570_23275939.jpg初演(もう今から22年も前のことです)の頃から興味があったのですが、今回何とかチケットが取れたので新橋演舞場まで出掛けてきました。
<スーパー歌舞伎>を観るのは初めてだし、歌舞伎そのものを観るのも10何年ぶりかのこと。
途中で睡魔に襲われるんじゃないかなぁと心配していたんですが、何とか乗り切りました。
というよりも、飽きることなく最後まで楽しめましたね。

初演、1988年の再演、1995年と1998年の再々演、再々々演も市川猿之助の脚本・演出・主演で興行が行われていましたが、前回の2005年公演から猿之助は脚本・演出のみで市川右近と市川段治郎のWキャストになり、今回もそれが踏襲されています。
僕が観た夜の部ではヤマトタケルが段治郎、タケヒコが右近(昼の部では逆)、兄橘姫とみやず姫を市川笑也、弟橘姫を市川春猿、帝とヤイラム、伊吹山の山神が市川猿弥、倭姫と帝の使者を市川笑三郎、皇后と伊吹山の姥神を市川門之助、老大臣と尾張の国造の妻を市川寿猿といった顔触れでした。

スーパー歌舞伎『ヤマトタケル』(2008)_e0033570_2328163.jpg第一幕では早替りが楽しめますし、第三幕には宙乗りもあります。
音楽もお囃子や三味線だけではなくオーケストラの曲もありますし、舞台演出も派手でダイナミック。
アクションもアクロバティックだし、ギャグも盛り込まれているし、何と言っても台詞が聞き取りやすいのが嬉しいですね。
歌舞伎を観に行くといつもそれで苦労させられますから。

今回の座席は舞台に向かって左隅ながら1階の5列目という凄い席で、すぐ横が花道でした。
何でこんな席が取れたんでしょうか(笑)。
ただ”せり”(正確には”すっぽん”というんでしたっけ?)に近いので、そこで役者さんが立ち止まって芝居をすると丁度舞台が見えなくなるという弊害が…。
得なんだか損なんだかイマイチわからない場所でしたが、役者さんの息遣いが間近に感じられたのですからやはり得だったのでしょう。
舞台は三幕構成で、休憩が2回で合計50分ほど。
ただトータルで4時間半近い上演時間は、流石に辛いものがありました。
それでも機会があればまた<スーパー歌舞伎>を観に行ってしまうでしょうし、その前にこの公演の別キャスト版も是非観てみたいものです。
右近演じるヤマトタケルは、段治郎のものとはかなり趣が違うようですから。

Commented by みゆみゆ at 2008-03-17 00:42 x
『ヤマトタケル』ごらんになってきたんですね~。
私、歌舞伎ファンのくせに、いまだスーパー歌舞伎って見たことないんですよ(^^;今度の週末も歌舞伎座のほうに行きますし・・・。

お席も5列花道隣で迫力ありそうですね!!
私は花道横は、1度座りましたが贅沢気分でした。
(あと、花道にあるせりは「すっぽん」です。)
私も機会があればスーパー歌舞伎を見てみようと思います。
Commented by odin2099 at 2008-03-17 22:42
>みゆみゆさん

歌舞伎に抵抗ある人でも、<スーパー歌舞伎>は大丈夫かも知れませんね。
それぐらい観やすいものでした。
本来は歌舞伎だって大衆の娯楽、気楽に楽しむものだったはずなのに、どうも高尚な趣味みたいになってしまってますが、その風潮に風穴を開けたというか、一石を投じたということなのかも知れません。
他にも興味ありながら見逃してる作品が沢山ありますので、新作も良いけれど再演してくれないかなぁ。
今度チケットの斡旋が来たら、お声掛けましょうか?
Commented by みゆみゆ at 2008-03-18 00:41 x
<<本来は歌舞伎だって大衆の娯楽、気楽に楽しむものだったはずなのに、どうも高尚な趣味みたいになってしまってますが

確かにそうですね・・・。自分は気軽に楽しんでいるつもりでも人から「若いのにえらいわね」と言われたり・・・・うーん・・自分は遊んでいるつもりなんですが(爆)

スーパー歌舞伎は「三国志」を見に行きたかったのですが、機会を逸してしまいました。では、機会があったら是非(^-^)
Commented by odin2099 at 2008-03-18 22:30
歌舞伎と言うとどうしても年配の方というイメージがあるんでしょうね。
台詞は意味をとり難いし、音楽も若者向けじゃないし、それに長いですよね(苦笑)。
それなりの根気が要求されます。自分も未だに慣れません。
その点<スーパー歌舞伎>の方が取っ付き易いように思えます。

『ヤマトタケル』以外では『三国志』と『八犬伝』が見たかったですね。
では機会がありましたら是非に♪
by odin2099 | 2008-03-16 23:29 | 演劇 | Trackback | Comments(4)

「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”


by Excalibur
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30