『ぼくらの学園クラシック!』
2008年 03月 20日

続いてルロイ・アンダーソンの曲から「トランペット吹きの休日」と「シンコペーテッド・クロック」。アンダーソンはお掃除の時間ということらしいのですが、「トランペット吹きの~」は運動会のイメージでしょうかね。「シンコペーテッド~」はお昼休みですか。
次はビゼーの≪アルルの女≫から「メヌエット」が選ばれてますが、うーん、給食時間ねぇ。その次のドヴォルザークの「ユーモレスク」も給食のイメージとして選曲されています。
ケテルビーの「ペルシャの市場にて」は校内放送というよりも、個人的には小学校5年生の時、音楽の時間に合奏でやったなあというのが思い出です。何を担当したのかというと、これが中太鼓でした。ドンドンドンドン・・・と最初からリズムを刻む役どころ。
スメタナの「モルダウ」といえば、こちらはもう合唱ですね。中学2年だかの合唱大会での課題曲で、「ボヘミアの河よ、モルダウよ~」と歌ったものです。
再び、今度は下校のチャイムを挿んで、ドヴォルザークの「新世界より」。というよりもこれは「家路」と呼んだ方が良いでしょうね。下校放送の定番曲ですが、自分にとっては下校放送というと「グリーン・スリーブス」なんですよね。「家路」が流れていた時期もあったんですが、小中学校ともに「グリーン・スリーブス」の方が多かったもので。
これで一日が終ってしまいましたので、次なるは”校内行事の思い出”として「運動会メドレー」が収録されています。
演奏されているのは「ラデツキー行進曲」、「スポーツ行進曲」、「クシコス・ポスト」、「ギャロップ(”道化師”より)」、「天国と地獄」、「見よ、勇者は帰りぬ」「威風堂々 第1番」。
「見よ、勇者は帰りぬ」は聴くだけで表彰式の光景が脳裏に甦ります。「スポーツ行進曲」は最近はあまり耳にしなくなりましたが、日本テレビ系のスポーツ番組のテーマ曲で、このメロディと巨人戦中継が自分の中ではセットでした(人によってはジャイアント馬場の勇姿が思い浮かぶ人もいるでしょう)。
そして最後に”合唱コンクールの思い出”と題して二曲。
一曲目は「Let’s search for Tomorrow」。これ、知りません。最近人気の曲らしいですね。
そしてオーラスが「大地讃頌」。これは歌いました。確か中学の2年生、3年生と2回歌ったんじゃなかったかなぁ。ただ自分のパートしかメロディをよく覚えていないんですが・・・(バスを歌ってました。最初はテノールだったんですが、歌える人がいなくてバスへ転向)。
なんかあんまりクラシックのアルバムらしくない内容ですが、自分がクラシックに興味を持つようになった切っ掛けは、間違いなくこれらの曲にあります。こういう切り口で捉えると、クラシックも凄く身近に感じられませんか?
でも、登下校の時の音楽とか既になんだったか忘れています。聞けば思い出すのでしょうか?!(^^;
合唱曲の「モルダウ」「大地讃頌」は私も歌いました。「Let’s search for Tomorrow」は歌ったことはないですが、サビの部分を口ずさんでしまいそうになりました(笑)
朝の登校時に音楽なんか流れていたっけな?と思ってるんですが(苦笑)。
下校放送はバッチリ覚えています。ただ高校の時にも何か流れていたような気もするけど忘却の彼方・・・。
「Let’s search for Tomorrow」はご存知なのですか?
うわー、やっぱりお若い方は・・・(汗)。
「グリーン・スリーヴス」はイングランドの民謡なんですよね。
このメロディーをモティーフにしてヴォーン・ウィリアムズが「グリーン・スリーヴスによる幻想曲」を書いています。
一番馴染みがあるのがこのヴァージョンでしょうか。