癒しだとかリラクゼーションをテーマにしたCDはゴマンと出てますが、これはその対極に位置するアルバムで、最初から最後まで
ストレスのたまる激曲を集めました、という代物。

収録されているのは「ブラック・エンジェルズ:出発より」(クラム)に始まり、ショスタコーヴィチ「弦楽四重奏曲第8番:第2楽章」、ショスタコーヴィチ「交響曲第10番:第2楽章」、レスピーギ「シバの女王ベルギス:戦いの踊り」、リゲティ「ムジカ・リチェルターレ:第1曲」、カバレフスキー「道化師:ギャロップ」、レスピーギ「ローマの祭り:チルチェンセス」、ショスタコーヴィチ「黄金時代:ポルカ」、ルーセル「交響曲第3番:第1楽章」、バルトーク「弦楽器、打楽器とチェレスタのための音楽:第2楽章」、プロコフィエフ「スキタイ組曲:チェジボーグと悪魔たちの踊り」、ストラヴィンスキー「火の鳥:カスチェイの家来の凶悪な踊り」、ストラヴィンスキー「春の祭典:第1部より(春のロンド、敵対する街の遊戯、大地の踊り)」、ケージ「プリペアド・ピアノのためのソナタとインタリュード:ソナタV」、そして最後にR=コルサコフの「熊蜂の飛行」まで全17曲。
なかには知らない曲もあったけれど、こういった曲は結構好きなので、これは早速お気に入りアルバムの仲間入り。
気分が高揚してきて発散出来るから、これなら
かえってストレス溜まらないなぁ。