『「本能寺の変」はなぜ起ったか/信長暗殺の真実』 津本陽
2008年 03月 31日

あの『下天は夢か』の著者が挑む「本能寺の変」の真相。ということで期待して読んだのだけれども、新説・奇説が飛び出すでもなく、物語として面白おかしく脚色し、盛り上げようという狙いもない、至極真っ当な結論に落ち着いてしまったのにはガッカリ。
まぁ”真相”は案外こんなものなのだろうけれど、歴史学者ではない作家という立場での考察もあっても良かったかなぁという気がしないでもない。
常識を求める人には良いけれど、意外性や面白さを求める人向きじゃあない。
この人が描く時代小説は方言がしっかり書かれていて、なおかつ剣の達人らしく斬り合いのリアルさが大好きだったんですけどね。
そらそーと、最近私の所やあちこちで同じ文面でのスパムトラバを見ますねえ。いったいどんなカラクリつかってこんなアホなことするのやら。いいなあ、こいつら、ヒマで。
合わなかったんですかねぇ・・・。
ま、全巻揃ってますので機会があればリベンジしたいものですが。
スパム、毎日毎日しつこいですねー。
禁止設定にしても、すぐ違ったIPアドレスで同じ文面が。
サーバー側で弾くようにしてくれないものかしらん。