『広重の東海道五十三次 八十二万歩の旅』
2008年 04月 05日
「現代図と道中図で楽しむ歩きつぶしの旅ガイド」、「歩く楽しさ倍増!!現代図と道中図で東海道を一望 歩きつぶしの旅ガイド」等々と書かれていますが、渓斎英泉作の「東海木曽両道中懐宝図鑑」という綴本に彩色を程こして絵巻物風に再構成、これと現代の地図を組み合わせて当時と今を比較出来る地図なのです。
これに安藤広重の「東海道五拾三次之内」が描かれたと思われるポイントとその絵を紹介し、更に近隣の名所旧跡まで表示されているというガイド本。塗りつぶしチェック表なども付いておりますので、これを片手に東海道を歩こう!という趣旨なんだと思われます。
・・・歩けるかなぁ・・・。
昔の人は二週間ぐらいかけて、お江戸日本橋から京の三条大橋まで歩いたそうですが、この地図を眺めながらせめて空想の旅にでも出掛けるとしましょうか。