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『ポエジー』 奥村愛

先月末に発売になった約2年半ぶりの新アルバムで、通算で6枚目になるんでしょうか。今回は加古隆が参加しており、加古隆自身が作曲した「ポエジー」、「明日への遺言」、そして「黄昏のワルツ」でピアニスト加古隆との共演が実現しています。
『ポエジー』 奥村愛_e0033570_21482737.jpg「黄昏のワルツ」はデビュー・アルバムの『愛のあいさつ』でも演奏されていますので、素人にも彼女のデビューからの軌跡が窺えるのは嬉しいところです。

デビュー・アルバムといえば、その頃の彼女は”和み系ヴァイオリニスト”などとも呼ばれていましたが、今回は「リバーダンス」や「バンジョーとフィドル」などリズムの激しいものも多く、ちょっとしたイメージ・チャンジ? いや、ここは単純に彼女のアーティストとしての表現の幅が広がったということなのでしょう。

その他の収録曲は、スコットランド民謡の「シェトランド・エア」、ブルッフの「ヴァイオリン協奏曲 第1番」、モリコーネ作曲「ガブリエルのオーボエ」、ピアソラの「タンティ・アンニ・プリマ」ら全10曲。そしてボーナス・トラックとして彼女のテーマ曲ともなっているエルガーの「愛のあいさつ」が収められています。共演はオーケストラ・アンサンブル金沢。
by odin2099 | 2008-04-05 21:49 | 音楽 | Trackback | Comments(0)

「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”


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