「ガイキング」

「大空魔竜！それは無敵の機械竜！！ガイキング！それは熱き炎の戦闘巨人！！　
11/12より　テレビ朝日　毎週土曜日10：50～スタート」

「今より30年前　壮大なスケールで描かれたスーパーロボット　ガイキングが現代によみがえる！　この秋、東映アニメーションが贈る懐かしくも新しいガイキングに注目だ！！！」

２～３年前から噂には聞いていたけれども、遂に決定ですか。
当初は『大空魔竜ガイキングＮＥＯ』とかいう題名だったように記憶しているけれど、結局シンプルな『ガイキング』に落ち着いたようで。
それにしても11月からスタートとは随分半端な感じ。それにオリジナルはフジテレビ系列だったけれど、今度はテレビ朝日なのかぁ・・・。

オリジナルの『ガイキング』は、『ゲッターロボＧ』の後番組として始まった東映動画（当時）のオリジナル作品。
スタッフ、キャストは『ゲッター』シリーズからのスライドも多く、主人公ツワブキ・サンシローの声はロボットアニメならこの人！の神谷明。
ピート・リチャードソン役の井上真樹夫、サコン・ゲンの山田俊司（キートン山田）らを含めて、かなり熱狂的な女性ファンが分散して付いていたと知ったのは後の話である。
そういや小山まみ（小山茉美）の実質的なデビューもこの作品だったっけ。

菊池俊輔のＢＧＭの完成度も高く、後の『惑星ロボ　ダンガードＡ』や『ＳＦ西遊記スタージンガー』で流用されまくっていたのもファンには有名な話。
でも『ゲッター』や後番組の『ジェッターマルス』、『アローエンブレム　グランプリの鷹』に比べるとイマイチ記憶が乏しいのは何故だろう？？？（ちなみに『グランプリの鷹』の後番が『銀河鉄道９９９』）

というわけで、『ガイキング』って今更リメイク（ん？もしかして続編の可能性も？）されるほどメジャーな存在なのかなぁ？
あ、今の人は「スーパーロボット大戦」とかで知っていて身近なのかも。

パイロット・フィルムのスチールを見る限りでは、少年がガイキング・モドキのロボットを操っているようにしか見えないし、大空魔竜がミョーにマンガマンガしていてチャチイな、ぐらいしか思えないのだけれども、始まればきっと気になって見ちゃうんだろうなー。