『ザブングルグラフィティ』(1983)
2008年 04月 26日
『ザブングル』は富野監督の中でも、結構異色な作品だと思います。
このチラシも長い間塩ビの下敷きに入れて会社で使ってましたし。私にとってこの作品は実に奇妙な見方をしてまして、本放送の時社会人一年生になってたんですが当時ビデオはバブル初期だったにもかかわらず庶民にはとうてい手の届かないシロモノで、それでもアニメが大好きだった私は120分テープに留守録し、会社の行き帰りに音だけ聴いて、『アニメック』に発表されてたキャラの設定書から頭の中に動画をイメージして楽しんで?たんです。今もありますよ、当時の雑誌は。
はじめて動くジロン・アモスを見たのは、いち早くビデオを手に入れた友人宅での鑑賞会。すでに放送は最終回近くでした。
結局すべての動画を見たのは一年以上あと、自前のビデオを手に入れてからのこと。当時は機械がウン十万、60分テープが2000円近くしたような。
でも富野作品と云うより、湖川友謙作品って印象が強いです。あ。未組み立てのウォーカーマシンがほとんど一式袋から出しもせずに残ってますわ。誰かこーてー。
本放送では多分10本も観ていないだろうと思います。
映画が公開される頃に再放送があって、それで殆ど全部を観て、見逃した回を後で友人にビデオで見せて貰ったんじゃなかったかなぁ。まだ自分ではビデオデッキ持ってなかったもので(苦笑)。
僕がビデオを持ったのはこの2年後くらいですが、その時でもテープは高かったですよね。安い店を探したものです。で、安い!と思って買ってくると、これが必殺のワカメテープ!泣くに泣けませんでした・・・。安物買いの銭失いとはよく言ったものです。
ビデオを持つ前には、録音もよくやりましたね。
テープが痛んじゃったもので、数年前に泣く泣く大半のテープを処分しました。『宇宙空母ブルーノア』とか『宇宙戦艦ヤマトIII』とか『円卓の騎士物語 燃えろアーサー』とか、本放送の際の録音テープが残っていたんですが・・・・・・。
(注)ワカメテープ
使うとすぐ伸びちゃう粗悪品のテープ。勿論、録画・再生に支障有り。デッキにテープが絡まって故障の原因になることも・・・。