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『クラシック アホラシー』 神沼遼太郎

「クラシックなんてアホらしい」、と言う意味じゃないそうです。知識を得てそれを生かす「リテラシー」ではなく、ちょっとアホなことも考えながら楽しむということで「アホラシー」という書名になったんだそうで。

『クラシック アホラシー』 神沼遼太郎_e0033570_22111686.jpg「クラシック音楽は世界最高の芸術だと信じているアホ」
「死んだ演奏家の話しかしないアホ」
「開演時間のアホ」
「電話予約・インターネット予約のアホ」
「椅子のアホ」
「チケットの値段やエピソードや顔で演奏家を選ぶアホ」
「オペラの字幕ばかり見ているアホ」
「楽譜を見ながら生演奏を聴きたがるアホ」
「演奏後いつまでも拍手し続けるアホ」
「コンサートが終わったらさっさと帰宅するアホ」
「SPの話をするアホ」
「ベータを見捨てたメーカーのアホ」等々等々。。。

耳が痛いものから、そうだ、その通り!・・・というものまで実に様々。
いいですねぇ、こういう一冊。
Commented by Fine day at 2008-05-10 22:19
お久しぶりです。
koujitu3です。これ、面白そうですね。一度ぱらぱら読んでみようかな、と図書館に予約をいれました。
Commented by odin2099 at 2008-05-10 22:25
>koujitu3さん

わーい、お久しぶりです。
ブログ閉鎖宣言以来ですね。定期巡回先がなくなっちゃったのは寂しい限りです。

この本は腰をすえて読むほどのものではないと思いますが(笑)、暇つぶしにパラパラめくる分には丁度良いかなと思います。
お読みになったら、是非感想をお聞かせ下さい。
Commented by Fine day at 2008-06-10 10:18
やっと読めました。
軽く作ろうとしていらっしゃいますけれど、主張なさっている事はちょいと辛口。というか、あたりまえのこと、かな。で、楽しく読ませていただきました。
Commented by odin2099 at 2008-06-11 07:51
正面切って「マナーが悪い!」「非常識だ!」と声高に主張するよりも、こういう方がいいのかも知れませんね。
読んで反省する部分も少なくありませんでした。
by odin2099 | 2008-05-07 23:00 | | Trackback | Comments(4)

「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”


by Excalibur