『クラシックの王様 ベスト100曲』 飯尾洋一
2008年 05月 14日
副題は「これだけは聴いておきたい、知っておきたい」となっております。
交響曲に始まり、管弦楽曲、バレエ音楽、協奏曲、ピアノ曲、室内楽曲、オペラ、声楽曲にジャンル分けした上で、誰もが知ってる曲、知る人ぞ知る曲等々が選ばれています。なかには結構マイナーな作曲家のもの、マニアックな曲もありますが、比較的細やかな解説が付いていますので、「どれ、ひとつ聴いてみようかな」という気になるんじゃないかなぁ、なんて思います。
細やかな解説といっても、あんまり専門的なものじゃないですし、作曲家自身や曲誕生にまつわるエピソードに事細かに触れているというほどでもなく、文章も読みやすいので身構えるほどのものじゃありません。
おまけのミニCDに収められているのは、サン=サーンスの「白鳥」、サティの「ジムノペティ第1番」、ラフマニノフ「ヴォカリーズ」、J.S.バッハ「平均律クラヴィーア曲集第1巻から前奏曲第9番」、ショパンの「前奏曲第7番」、ヘンデル「オンブラ・マイ・フ」ら素敵な小品ばかり。「どっかで聴いたなぁ」というメロディが一つくらいはあるのではないでしょうか?
NHKのBS11で(日)放送中の「名曲探偵アマデウス」を観るようになってから、クラシック音楽への熱が上昇中です。しかし、実のところ、知識は年末年始に必ず演奏されるような超有名曲を知る程度・・・というわけで...... more
いやぁ、こういう本を読んで、しかもブログで取り上げている人がいて嬉しかったですよ。
最近この手の本が増えてきましたが、自分自身もこういう軽く読めるクラシック音楽に関する本が、何故か無性に読みたくなることがあって、色々と見つけると買ってきてるんです。
まだこのブログでも本家サイトの方でも取り上げてない本が一杯あるなぁ~(苦笑)。