ここのところコンサートへ行ったという記事が増えてきていますが、これからも増える予定です。何かタイミングというか勢いというか、そういうものってあるんでしょうね。
今日は行徳ホールI&Iへ。
一昨年秋に
CDデビューした際のイベントに行けなかったもので、彼女の演奏を聴くのは今回初めて。
ルックスから可愛らしいイメージがあったのですが、演奏はかなり力強いもの。
弾いている姿も格好良くて、認識を新たにしました。
やはり、ただCDをボーっと聴いているだけではわからないことがあるものですねぇ。
Programは前半がルクレールの「ヴァイオリン・ソナタ ニ長調 作品9の3」と、プロコフィエフ「ヴァイオリン・ソナタ第2番 ニ長調 作品94bis」。
休憩を挟んで後半はチャイコフスキーの「アンダンテカンタービレ」に始まり、シューマンの「トロイメライ」、ラフマニノフ「ヴォカリーズ」、マスネ「タイスの瞑想曲」、そしてサラサーテの「カルメン幻想曲」。
前半の曲が馴染みの薄いものだったのでちょっと不安でしたが、一転して後半は知っている曲ばかりでほっと一安心。
アンコールも2曲演奏してくれましたが、
カッチーニの「アヴェ・マリア」を弾いてくれたのが嬉しかったですね。
トークはアンコール前にちょこっとあっただけですが、どうやら苦手の様子。
一生懸命話している姿は可愛らしいですが、イマイチ内容が伝わっていない感がありました。
まぁこれは回を重ねるごとに上達してくるでしょう。
それとも今のままで饒舌にならない方が良いのかな。
それも彼女のキャラクター、持ち味として活かしていけるかも知れませんし。
なお、プログラムには今秋発売予定の2ndアルバムのチラシが挟まっていました。
今回演奏の曲目も、このアルバムからのものが多かったようです。
トークでもレコーディングのことにチラっと触れていましたけれど、今回もDVD付きの限定版が出るようなので、是非そちらを入手しなくては。