『バットマン・フォーエヴァー』(1995)
2008年 06月 08日
『バットマン』、『バットマン・リターンズ』に続く劇場版シリーズの3作目で、前二作を監督したティム・バートンは”製作”に退いて、新監督にはジョエル・シューマッカーが起用された。新登場のキャラクターは、バットマンとブルース・ウェインとの間で三角関係のラブ・ロマンスを繰り広げることになる精神科医のDr.チェイスをスレンダーな印象が強いニコール・キッドマンがグラマラスに、色っぽく好演。

日本みたいに何をどう作ろうともどこか子供向け扱い?それとも大人の子供遊びレベル?はたまた、本気のハリウッド映画として出演する方も観る方も受け取ってるのかなあ…って毎回思うんです。
まあ、受け取り方は人それぞれというのはいずこも同じでしょうが、社会的な座標としてはどのあたりに位置しているか…『ライダーNext』でのコメントでもお返事いただいたように、たしかに日本でも少しだけ上がってるようですが、私はアメコミは門外漢なのでそこらへん、一度エクスカリバーさんにお訊ねしたいなと。
アメコミを元にしたTVアニメ(カートゥーンですね)もありますが、これはTVの放送コードの影響もあって完全にお子さま向けになっているようです。
でもそれを映画化するとなると、綿密にリサーチして大人向けというか、子どもも大人も楽しめるファミリー映画として作っているんですね。
日本だと、先ず実写で映画化ということが少なく、アニメという表現手段が採られるケースが多いですが、まだまだアニメは子どものものという受け止められ方は拭い去られていない気がします。
そして仮に実写化されれば、予算の関係もありますけれど中途半端なものにならざるを得ない。
となると、やっぱりマンガは・・・という悪循環に陥っているのではないでしょうか。
個人的に「仮面ライダー」>>「バットマン」だとしても、世間一般では
「バットマン」>>>>>>(中略)>>>>「仮面ライダー」でしょうね。
日本に関してはいまだに私もそーかなーと思わざるを得ませんね…
日本の大衆文化はいつの世も海の向こうで認められてから逆輸入ですものね。カンヌが「ジャパニメーション、とれびあーん」といわなかったら今も宮さんはコツコツ式のアニメ職人だったでしょうからね。
( ̄〜 ̄lll) 認めたくないものだな…日本の年寄ゆえの石頭というものを…
いらっしゃいませ、ありがとうございます!
ティム・バートン印がどうにも好きになれない自分としては、こっちの方が好きなんですが・・・。
確か興行的にも前作を上回ったと聞いているのですが、どうにも世間の評価は低いようなのが残念(苦笑)。
でもニコール・キッドマンの魅力は、前2作のヒロイン、キム・ベイシンガーやミシェル・ファイファーに決して負けてないと思います。





