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『美女と野獣』(1991)

『美女と野獣』(1991)_e0033570_20581349.jpg70年代から80年代にかけて低迷していたディズニー・アニメを救うヒット作となった『リトル・マーメイド』、そのスタッフが次に手掛けたのがこの『美女と野獣』で、アニメ史上初めてアカデミー賞の最優秀作品賞にもノミネートされています。
劇団四季のミュージカル版を観に行く前に観直そうと思っていたのですが、結局時間がなくなってしまい、仕方がないので(?)バッグの中にポータブルDVDを放り込んで、舞台版を観た後にホテルで観直すこととなりました。何度目かなぁ、この作品観るの。

公開10周年を記念して以前、アイマックス・シアター用に<ラージ・スクリーン・シネマ特別編集版>としてお色直し版が作られたことがありましたが、DVDではオリジナル公開版とそのお色直し版である<スペシャル・リミテッド・エディション>の両方を選べるようになっています。
大画面用に画面のクオリティがアップしているだけでなく、歌一曲分が新たに追加されているので、名実共に”決定版”ということになるのでしょう。

それにしても17年も前の作品とは思えない出来ですね。やはり良い作品だと思います。
特にアラン・メンケンの音楽!
他にもディズニー作品では『リトル・マーメイド』をはじめ、『アラジン』、『ポカホンタス』、『ノートルダムの鐘』、そして『魔法にかけられて』などを担当していますが、『魔法にかけられて』を例にとるまでも無く、何れもアラン・メンケンの音楽なしでは作品が成立しないほど、その存在感は際立っています。だからこそブロードウェイのミュージカル化も成功したのでしょう(『リトル・マーメイド』の舞台版は苦戦したと聞いていますが・・・)。

『美女と野獣』(1991)_e0033570_20583386.jpgポータブルDVDで、ということもあったのですが、今回は日本語吹替版を選択。
ただ皆さん頑張ってはいるんですが、どうもキャストがイマイチ。観る度に気になります。
歌を優先して選んでるからなんでしょうけれど、ベルもガストンも台詞がねぇ・・・。
ルミエールやポット夫人などは何故か台詞と歌が別キャスト。といっても、歌の中に台詞が入るときは歌パート担当者が喋っているので、声が違ってしまうのが気になります。
そんな中で、凄いなぁと思うのは山ちゃん。
この当時の山寺宏一は、まだ無名に近い声優というポジションだったと思いますが、野獣の声だけではなく歌まで担当!これは快挙だと思いますね。
でも最後に王子様の姿に戻った際は別人がアテているような・・・?
Tracked from みゆみゆの徒然日記 at 2008-08-19 21:37
タイトル : 『美女と野獣』 (DVD)
 劇団四季のミュージカル『美女と野獣』を見たら、ディズニーアニメの方もまた見たくなったので借りてきました。本当は買ってもよいくらい・・・というか欲しいんですが、調べたら取り扱いがなかったり{/m_0162/}、レンタルはずっとレンタル中だったり・・・で、ようやく借りてきました(^^;。映画は小学校の頃に確か親に試写会に連れて行ってもらって映画館で見ました。その後も何回か見ているはずですが、久しぶりに見てみました。舞台版を見てきたばかりなんで、色々と比較しながら見たり・・・。  改めて見て思ったのは、...... more
Commented by みゆみゆ at 2008-08-19 21:41 x
舞台を見たら、見たくなって借りてきました(本当は買いたいんですが、取り扱いがなくて^^;)
アニメは舞台にはない良さがありますし、舞台もアニメにはない良さがあるな~と思いました。
英語と吹替え両方見ましたが、山ちゃんビーストも素敵でした!
Commented by odin2099 at 2008-08-20 23:18
ディズニー作品のDVDは期間限定販売のものが多いんですよね。
そのうち廉価版が発売されるか、或いは2枚組の特別版が再発売されるでしょうからそれを待つか、さもなければ中古を探すくらいしか今はないでしょうね。
まぁ、それも商売の方法なんでしょうけれども・・・。

山ちゃん、良かったでしょ?
by odin2099 | 2008-07-27 21:01 |  映画感想<ハ行> | Trackback(1) | Comments(2)

「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”


by Excalibur
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