『超人ロック』(1984)
2008年 08月 02日
日本アニメーションとしても、再編集作品を除けば初めての劇場用作品ということで、当時はまだ珍しかったCGも導入するなど気合充分。
さてこの『超人ロック』、今も続く聖悠紀のコミック・シリーズが原作である。
今さら説明する必要もないだろうけれど、「ロック」という、少年の姿のままで永遠に生きる超能力者を主人公にしたSFマンガで、最初は同人誌に掲載されていたものが何故か「月刊OUT」で特集されて注目されるようになり、その後は「ランデヴー」や「少年キング」など商業誌でも連載がスタートして知名度が上がったという不思議な作品。
かくいう僕もその存在を知ったのは、当時定期購読していた「OUT」の特集号。
また一時期「少年キング」を買っていたこともあって幾つかの作品を読んでいる。
むしろ印象に残ってるのは、映画化までの大騒動の方だ。
ところでDVDにはサブタイトルが付け加えられ、『超人ロック/魔女の世紀』というタイトルになっていた。
道理でなかなか探しても見つからなかったワケだ(苦笑)。
超人ロックは今でも続いているんですか?すごい。
ロードレオンのお話好きでした。もう忘れかけてますけど。
アニメの方も見たような・・・懐かしいです。
私もロック体験はOUTとランデブーですねえ。どっちもまだ置いてありますが、どーもよお解らん話という印象が…。
むしろ吾妻ひでお氏がパロディで登場させ、それを『ぱふ』で特集した回ではじめて全容を知ったような有様です。(コアな会話ですね〜。オタクみたいや)
とーとつですが、たしかランデブー別冊で聖悠紀氏を筆頭に、当時花ゆめなどで活躍していたプロ作家さんが集まって『ダリウスの風』なんてSFマンガも描いてましたよね?今考えたらすごい事やってたわけですが、あれ、ちゃんと終わったのかな。前半しかしらないんですよね…幻の作品になってるかもなあ
『ロードレオン』、OVAになってますね。
この時のロックの声は飛田展男で、ロードレオンは池田秀一だったかな。
観てるはずなんだけど、全然記憶に残ってない・・・(苦笑)。
そういやラジオでは古谷徹や松野太紀、それに神谷明なんかがロックを演じてましたけど、みんなイメージ違うなぁ・・・。
聖悠紀というと『ペアペアライサンダー』と『黄金の戦士』が印象的です。
ま、単にその当時「アニメージュ」と「リュウ」を読んでいたってだけのことですが(笑)。
そういえば「OUT」で特集したマンガの中には、『スターシマック』というのもありましたね。
あちらは『ロック』ほど評判にならなかったですし、作者の関あきらはもう作品を発表してないらしいですけれど。
デザインがちょっと、後の岡崎つぐおの『ジャスティ』に似てるような・・・?
少年キングに連載していたことしか知りませんが、単行本中心だったので、アニメ化に関してそんな経緯があったとは!一応、アニメも観たし、ラジオも期待いっぱいに聴きましたが…あまり印象に残ってないです。やっぱりロックはマンガの方がいいと思います。
ちなみに『超人ロック/魔女の世紀』は一番好きな話です!!
ところで『ジャスティ』、これも懐かしいです~!一時期ハマったものです。
アニメ化は、聖悠紀自身が「イメージが崩れる」といって拒否し、ファンもそれを支持したんですよ。
ニッポン放送のラジオ番組では、パーソナリティやアニメ・レポーター(いたんです、そういう人が)が一生懸命に原作者を説得しようとして果たせず、という状態だったので、なんでもかんでもアニメにすりゃ良いってもんでもないだろー!
・・・と共感していたんですけど、そのうちしばらく経って原作者自身が、「CGを使えばイメージの崩れは防げる」とかなんとかそんな理屈を持ち出してOKしちゃったもんだから裏切られた気分でしたね。
『ジャスティ』はアニメ版を観たな、確か。
声が井上和彦さんだったので、なんだか009みたいだったけど・・・(苦笑)。