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『オズの魔法使』(1939)

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もう今から70年近く前に作られた作品なんですなぁ。
ライマン・フランク・ボーム『オズの魔法使い』を、ジュディ・ガーランドのドロシーで映画化したミュージカル作品。
製作:マービン・ルロイ、監督はビクター・フレミング。
主題歌の「虹の彼方に」は、”一度も聴いたことのない人”を探すのが難しいくらいの有名曲だろう。

最初と最後、つまりドロシーが、現実世界であるところのカンザスにいる部分はモノクロで、そして”オズの国”にいる間はカラーで描き分けているのはアイディアだけれど、このカラーの部分がホントにカラフル。
作られた時代を考えると改めて驚かされる。
DVDのリリースにあたってはかなりの修復作業を施しているらしいけれど、それも元が素晴らしいからこそ。
セットは舞台的だし、出演者も舞台で実績を積んだ人が中心なのは今日的には平板に見えてしまうけれど、時代を考えれば革新的な作品だったと言っても良いだろうなぁ。
竜巻のシーンなどの特撮部分も、リアルさという点ではCG全盛の今とは比較しようがないけれど、決してチャチな作りじゃあない。

ただ、以前観た時は「おお、凄いなぁ」と思いながら観ていたのだけれども、原作を読んでから観ると改変や省略が結構あるので、物語としてはあっさりとしていて物足りなさを感じてしまう。
その分、ミュージカルなだけに素敵な歌や踊りで魅せてくれるのだから、ないものねだりというか、欲張りすぎなのかも知れないけれどね。

ところでこの邦題、なんで『オズの魔法使い』じゃなくて『オズの魔法使』なんだろう?
「魔法使」よりも「魔法使い」の方が一般的だと思うんだけどな。
Commented by よろづ屋TOM at 2008-08-08 00:47
知らんかった、『使い』ではなかったとわ。
この映画を思い起こす時、かならず翼のあるサル軍団を思い出すんですよ。あれ、いまだに色んな映画に影響を与えてますよね〜。フラッシュ・ゴードンにも翼のあるサル…いや、あれはゴリラのようなおっさんたちか。
それに連中が唄う、♪おーいーわ、よーわ♪って歌?あれも今もあっちこっちで流用されたりしてますよね。
原作は読んだことありませんが、去年BSでやってた『ザッツ・エンターテインメント』の3だか4だかで、オズの魔法使のカットされた部分が紹介されてるのを観てビックリしました。
ノーカットだったらどんな長さだったんでしょうね。
Commented by odin2099 at 2008-08-09 08:12
>TOMさん

昔から「魔法使」の表記が気になっているんです(笑)。最初は誤植かと思ったくらい。
原作小説の邦題は「魔法使い」なんですけどねー。

長いヴァージョンだと、基本的には歌や踊りのシーンが増えるのではないでしょうか。
物語部分を膨らませてくれているなら観てみたいですが。

『フラッシュ・ゴードン』・・・うむむむむ。
Commented by みゆみゆ at 2008-08-24 23:59
魔法使・・たしかになんで「魔法使い」じゃないんでしょう(^^;

原作も読んでみようと思いました。
Commented by odin2099 at 2008-08-25 20:55
PDとして出てる廉価版のDVDだと「魔法使い」となってるみたいですけれど、この映画の正式邦題は「魔法使」。
誰が名付けたんでしょうかねー。

映画はミュージカルとして楽しいですけれど、お話としては原作の方が面白いですね。
原作といえば、今は『ウィキッド』の原作を読み始めたんですけれど、間に合うかなぁ???
Commented by ひらりん at 2008-12-27 23:59
まさにファンタジー・ミュージカルの古典的作品でしたね。
現代の練りに練られた作品と比べると、だいぶシンプルでした。
Commented by odin2099 at 2008-12-28 09:46
>ひらりんさん

歌と踊りをタップリ盛り込もうとすると、時間的にあまり込み入ったお話には出来なかったのかも知れませんね。
原作を比較的忠実に映像化すると2時間越えの大作化は必至ですから、そこは大胆なアレンジも必要だったのでしょう。
でも、そういったヴァージョンも観てみたい気もします。
by odin2099 | 2008-08-07 23:52 |  映画感想<ア行> | Trackback(6) | Comments(6)

悪文礼賛


by Excalibur(エクスカリバー)
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