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『トータル・フィアーズ』(2002)

『トータル・フィアーズ』(2002)_e0033570_22114633.jpgアメリカとロシアの全面核戦争を回避すべく奔走するジャック・ライアンを描いたアクション映画で、『レッド・オクトーバーを追え!』『パトリオット・ゲーム』『今そこにある危機』に続く、トム・クランシーのベストセラー小説を映画化したシリーズ4作目。

原作『恐怖の総和』はシリーズ5作目だが、ライアン役はアレック・ボールドウィン、ハリソン・フォードから3代目ベン・アフレックにバトンタッチしたのに伴い設定をリセット。
原作からはシチュエーションを借りた程度で、新シリーズの1作目といった按配で、複雑な人間関係も極力オミット。
原作ではライアンの敵役とも言える存在のCIA長官キャボットをライアンの導師にするなど、これまでのシリーズの流れを知らなくても(知らない方が?)楽しめる一篇に仕上がっている。

映画ではアクション・ヒーローとしての側面が強いライアンだが、実はCIA所属でも現場要員ではなく分析官(アナリスト)。ということで、アクション物の主人公としてはともかく、インテリジェンスを感じさせる役どころとしてベン・アフレックはどうなのかと当初は不安を感じていたのだが、この作品を見る限り結構いける。
ハリソン・フォードには不満を持っていた原作者のクランシーも、アフレックには合格点を与えているようだ。
そしてライアン=アフレックを支えたキャボット役のモーガン・フリーマン、ジョン・クラーク役のリーヴ・シュレイバーらの好演も光っている。

ただ核爆発の最中、走り回るライアンがその後何事もなく振舞っているのは、被爆国の国民ならずとも違和感が残ってしまう。
アメリカの娯楽映画には珍しくない描写とはいえ、アメリカ人は核兵器に対する認識が甘すぎないか?!
後はこの邦題。
原題(”THE SUM OF ALL FEARS”)のカタカナ化ならまだ納得出来るが、「トータル・フィアーズ」では何のことやら意味不明だ。
Commented by けろにあ at 2008-08-13 00:21
大変、大変、ご無沙汰しております。TBありがとうございました。
実は、中国からExciteブログにはアクセスできないのです。
中国サイドが制限をかけているのか、Exciteブログサイドが中国IPをはじいているのかはわからないんですが・・・。
なので、TBいただいたものには、「返信」機能でお返しをさせていただくことができるのですが、なかなかお邪魔できずにおりました。申し訳ありません。
そういった事情をお伝えしたくて、ヒミツの裏技を使ってお邪魔しました(笑)
が、あまり好ましくない方法なので、度々というわけにはいかないのです。
そんな状況ですので、今後もほとんどお邪魔はできないかと思いますが、ご了承いただきますようお願いいたします。

この作品、私も「アメリカ人は核兵器に対する認識が甘すぎる」と思いました。
作品自体はけっこう面白いと思うんですけど、どうしてもその部分が気になってしまいます。
Commented by odin2099 at 2008-08-13 20:18
あらま、そんな事情があるとは露も知らず・・・。
エキブロってそんなにヤバかったのかしらん?(苦笑)

わざわざ危険な手段(?)でご来訪頂きまして、有難うございました!
by odin2099 | 2008-08-12 22:19 |  映画感想<タ行> | Trackback(4) | Comments(2)

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