『ギララの逆襲/洞爺湖サミット危機一発』(2008)
2008年 08月 16日
松竹唯一の怪獣映画『宇宙大怪獣ギララ』の続編、ではなく変則的リメイク。

国際問題や環境問題を盛り込み、シリアスな物語を展開させてはいるものの、監督が河崎実なだけに全編がゆる~いコメディ・タッチ。
出演者は何気に豪華。
主演は加藤夏希に加藤和樹という、ヒーロー物の経験者コンビ(因みに二人とも仮面ライダーでもある)。
タケ魔人自体は着ぐるみのヒーローで、顔は本人に似せているものの、まさか本人が着てるわけでもないだろうし、これで出演者テロップ一枚看板 というのは詐欺なんでないかい?
ま、声は(というより掛け声は)本人の声だと思うから、映画に参加してないってことではないけれどねぇ。
ところで河崎カントクは、次は『大巨獣ガッパ』を復活させたいと意気込んでいたけれど、案外やっちゃうかも知れないね。
水野晴郎さんの追悼で「ギララ」「ガッパ」「シベ超」で何か考えてるらしい。


『ギララの逆襲』です。逆襲ってことは以前にもギララとは戦ったことがあるわけ?ふとそんな疑問を感じて軽ぅく調べてみたら、かつて東宝の『ゴジラ』、大映の『ガメラ』という二大特撮怪獣映画があったわけで、それに対抗する松竹の作品が『宇宙大怪獣ギララ』なんだそうで....... more

197「ギララの逆襲 洞爺湖サミット危機一発」(日本) ホスト国である日本の伊部首相をはじめ、アメリカ、フランス。ロシアらG8の首相が集まり、北海道洞爺湖サミットが開催されていた。一堂が会する中、札幌に宇宙から飛来した怪獣が現れる。サミット中止が検討されるが、首相たちは怪獣に立ち向かうことを選択。ギララと名付けられたこの怪獣に対し、各国の特徴を出した作戦が敢行される。 一方サミット取材にやって来た〝東京スポーツ〟の女性記者・隅田川すみれは湖畔の神社に残された古文書から、危機を救う〝...... more

7月28日(月) 20:50~ チネ8 料金:1200円(レイトショー料金) パンフレット:800円 『ギララの逆襲 洞爺湖サミット危機一発』公式サイト チネチッタ、何をとち狂ったのか一番キャパシティのあるスクリーンのデカイ部屋でこの映画を上映している。この機会を逃がす訳にはいかないと、勇んで行ったんだが・・・ どうにもノリが良くない。ギララなどという見た目だけでも笑いを取れるような題材を与えられているのに。クスリとも笑えないんだよぉ!! 「ヅラ刑事」は、あんなに面白かったのに。 河崎実、(彼...... more

残念。映画を観て久しぶりにそう思う。おもしろさ求められてるのに変に真面目になっちゃって全然おもんないやつに出会った感覚。... more

今週の週末レイトショウは・・・ 他にもいろいろ観たいのあるんだけど、 フジテレビ系でやってる「サンマの27時間テレビ」の冒頭で、 いきなりビートたけしが大暴走してるのを見て、 今日は「ギララ〜」に決定。 さすが「川崎チネチッタ」、この作品を一番おっきいスクリーンで上映するなんてーーー。 川崎実監督作品の「日本以外全部沈没」も同待遇でビックリしたけど。... more

公式サイト プラデラレビュー ギララなのに東宝特撮魂が炸裂しまくるストレートなパロディのテンコ盛りは嬉しすぎる。オープニングの凝り様(且つさりげなくオチを示唆)には、のっけから泣かされてしまう。 黒部進と古谷敏が並び立つ、中と外の人共演(円谷ネタ)、....... more

人気ブログランキングの順位は? 2008年7月 北海道洞爺湖 北海道洞爺湖サミットに 大怪獣出現! どうするG8!? この夏、人類滅亡の危機 世界の命運は“タケ魔人”に託された。 ... more

☆誉め言葉として、先ず言いたい。 「くっだらね〜^^;」 ◇ ◇ それと、この作品には、特別出演として、生前の水野晴郎が出演している。 完全に末期の様相であった。 テレビで慣れ親しんでいた頃を知っているだけに、その変わりようは衝撃だった。 若い頃は、水野晴郎の映画解説などは歯牙にもかけなかったが、「ビートルズがやってくる ヤァ!ヤァ!ヤァ!」や「007 危機一発!」などの邦題を決めたセンスの凄さたるや、大した功績だと思う(「洞爺湖サミット危機一発」もそこからだろう^^;...... more

映画[ ギララの逆襲 洞爺湖サミット危機一発 ]をシアターN渋谷で鑑賞。 [ 日本以外全部沈没 ]のときは大作[ 日本沈没 ]にあわせて製作し、大ヒットを飛ばした奇才・河崎実監督。今度は世界的にも注目の集まったトピックスG8の洞爺湖サミットに便乗して、またもや馬鹿馬鹿しい映画を作り上げた。 ... more

日本が誇る“確信犯的バカ映画監督”“常識を超えた男(^^;”・河崎実 監督の最新作、「ギララの逆襲 洞爺湖サミット危機一発」(トルネード・フィルム)。いやあ、いつもにも増して、更に“おバカ”に拍車が掛かっております。ここまでやれば、ご立派です!でもこんなん劇場公開してもエエんか(^^;? スポーツ紙の記者・すみれ(加藤夏希)と、カメラマン・三平(加藤和樹)は、サミット取材の為、洞爺湖を訪れていた。会場を離れて洞爺湖畔を散策中、2人は神社で奇妙な踊りを踊る村人達に遭遇する。好奇心から、彼...... more
企画を聞いた時からあまりの痛さに苦笑しかできませんでしたが、エクスカリバーさんの愛情ある記事を読んでたら、もしかしたらこれって日本ではじめて本格的に“そのつもりで作った”最初のB級以下映画ではないかと思えてきました。
(作った本人たちは大真面目でも結果的にB以下ってのは多々ありますが)
元祖ギララ、他はともかくもデザイン関係は良かったですよね。アストロボートのプラモもよく売れてたもん。怪獣を含めて、なにげにキャプテンウルトラと近いニオイがしますが、同じデザイナーだったとか?
多分A級の予算があったとしても、きっとB級になる(というか、する)んじゃないでしょうかね。
昔っからブレがないというのは、ある意味でご立派。
まぁ波長はドンドン合わなくなってきてますが(苦笑)、今後も要注目の監督さんであることは間違いないでしょう。
それにしてもギララって、やっぱりマイナーな存在なんですねぇ。
ガッパの方がまだメジャーかな。
これ見たいんですよ~でも近くでやってない。
出演者当人が「くだらない映画」って言い切れるのって、ある意味すごいですよね(笑)
でも出演者がマニアックですごいなぁ。やっぱり劇場で観たい!!
今後機会があれば、出来れば劇場でご覧になる方が良いかな~とは思いますがねぇ。