『インクレディブル・ハルク』(2008)
2008年 08月 22日
また今回の映画化は2度目だけれど、前回は5年前。
普通に考えれば続編であってもおかしくないのだけれど、あんまり評判が宜しくなかったとかで、今回はスタッフ・キャストを全面刷新、前作はなかったことにされちゃったみたいです。
タイトルバックで、ブルース・バナーがなんで緑色の怪物に変貌しちゃったのかをサラッと紹介し、後はブルースの逃亡、執拗にブルースを追う軍、かつての恋人ベティとの再会、第二の怪物の誕生、と畳み掛ける展開のこの映画、ブルースの苦悩と葛藤、ベティの愛、軍の陰謀などなどをバランス良く描いた快作で、エドワート・ノートン、ティム・ロス、ウィリアム・ハートらの出演陣も適材適所という感じ。
唯一難があるのはリヴ・タイラーかなぁ。元々好きな女優さんではないということもあるけれど、他に誰かいなかったのかなぁ・・・。
最後には正義のため、というよりも恋人を守りたいが故に、自分の意思で忌み嫌っていたハルクへの変身を選択するブルース。
まだまだハルクの力をコントロールするには至っていないが、成長の後も窺えて一歩前進というところ。軍とも和解とはいかないまでも、多少なりとも歩み寄る姿勢も見え隠れで、今後の展開に充分な含みを持たせてるし、一方で新たな怪人誕生への伏線を張ったりで次回作への興味を繋いでますが、今回のスタッフ、キャストを維持したまま、パート2は実現しますかどうか。
伏線と言えば、冒頭にスターク社製の武器が出てきたのに続いて、ラストでは『アイアンマン』ことトニー・スターク社長ご本人が登場(日本では映画の公開順が逆になっちゃったので、この人ダレ?状態だ)。演じているのは映画版同様ロバート・ダウニーJr.で、これで二つの映画の作品世界がドッキング。
「我々はあるチームを作ってます」なんて思わせぶりな発言してますが、このチームのメンバーにハルクをスカウトするんでしょうか。
またハルク誕生の原因となった実験は、第二次大戦中に行われていた<スーパー・ソルジャー計画>を再開したものだ、との説明があるけれど、この計画で生み出されたのがキャプテン・アメリカなんですな。
更に、ラストシーンでブルースが潜伏している場所は、『X-MEN』のウルヴァリン縁の土地だそうで、これからキャプテンの映画も、ウルヴァリン単独主演の映画も予定されているだけに、全部がリンクするのかも知れない。
エドワード・ノートンにロバート・ダウニーJr.にヒュー・ジャックマン、それにトビー・マクガイアやヨアン・グリフィス、ジェシカ・アルバらが一堂に会する映画が作られたとしたら・・・? ワクワクしますね!
ところで今回、近所の映画館では吹替版しかやってなかったのでそれを観たのだけれども、仮面ライダーカブトこと水嶋ヒロの吹き替えは思っていた以上に下手だ。これじゃあせっかくのエドワード・ノートンの熱演が台無し!
他のキャストは総じて好演してるだけに、一人でレベルを一気にダウンさせてしまってるので、DVDリリースの暁には、本職の方で是非とも再録音をお願いしたい。
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なちゃったら、いったい誰が主役になるんでしょうね〜(笑)
考えたらちょっと楽しいですよねー。
まあ、ありえないとは思いますが・・・・(笑)
中心になっているのがキャプテンアメリカとソー、それにアイアンマンで、前二者は単独で映画化企画が進行中です。
そしてハルクもメンバーになっていますので、この4大ヒーロー単独主演作で伏線を張っておいて、『アベンジャーズ』でケリをつける、という戦略なのではないか、と言われています。
勿論原作コミックではスパイダーマンやX-MENとのコラボもありますので、映画でもそこまでやってくれたら楽しいですよね。
でも誰だかわからない役者が急にスパイダーマンだ、ウルヴァリンだ、と言われても困りますので(苦笑)、カメオでもいいからキャストは揃えて欲しいもんです。
無理かなぁ・・・?
せっかく選んだんだから出して欲しかったし、『ハルク2』も観たかった。
いきなり『アヴェンジャーズ』にマーク・ラファエロ出てきても「誰それ?」だし。なんとかなんなかったのかなあ。
ま、とりあえず次は『ソー』に期待ですかね。