『奥村愛 ヴァイオリン・コンサート』
2008年 08月 24日
ウチからはちと遠いんですが(スムーズに電車を乗り継いでも1時間半近く掛かる)、まぁ彼女のためなら・・・(笑)。

ざっと5ヶ月は前なので、ちょっとタイミング外しすぎですけど、ま、いいか。
共演のピアニストは加藤昌則。

「タイスの瞑想曲」や「チャルダーシュ」は定番曲ですけど、ショーソンって誰?
・・・と思って調べてみたら、マスネのお弟子さんでした。代表曲はこの「ポエム」(と彼女は曲紹介していましたね)だそうですが、日本じゃあまり知られていない作曲家らしい。こういう曲が入っていると、なんだか得した気分になります。
後半は、彼女のコンサートではお馴染みのエルガー「愛の挨拶」から。これは彼女のテーマ曲ですね。
続いて加古隆「ポエジー」、ジョップリン「エンターテイナー」、クロール「バンジョーとフィドル」と来て、最後はピアソラを2曲。「タンティ・アンニ・プリマ」と「ル・グラン・タンゴ」で、「リベル・タンゴ」以外にも格好良い曲が沢山あるんだなぁと再認識。遅いですか?(汗)
アンコールは加古隆の「黄昏のワルツ」。
その後、最後アンコールに応えてソロで一曲披露してくれましたが(「シェトランド・エア」)、これはもしかすると予定外だったのかな、という雰囲気でしたが、さて・・・?
そういえば全体的に、いつもの演奏とは雰囲気が違う気がしました。ピアノの入り方もちょっと変っている箇所があったり、演奏にタメがあったり。これもライヴならではですね。
トークもかなりスムーズで(後半での、二人のトークの噛み合わなさも含めて)、一番最初にコンサートに行った頃(もう4年も前です)のぎこちなさは最早ありません。
それに毎度のことながら、写真で見るより実物の方が遥かに綺麗ですねぇ。
本人も「写真が苦手」というようなことをどこかで言っていましたが、CDのジャケットやパブリシティ用の写真はちょっと勿体無いです。
