『戦国武将・人気のウラ事情』 鈴木眞哉
2008年 08月 25日

戦国武将たちは夫々、誰それは名将だとか、愚将だとか、姦雄だとかいったイメージを持たれ、評価されているけれども、こういったイメージは後世になって付け加えられたり、勝者によって書き換えられたりしている場合も少なくない。
果たしてその実像はどのようなものだったのか、といったことを検証しようと試みた一冊。
この著者の本は他にも読んだことがあるけれど、専門家ではないアマチュアの研究家という立場で、所謂”歴史的常識”に挑むというスタイルが楽しい。
この本にも一読して「なるほどね」と思わせる箇所が多々散りばめられている。