『大決戦!超ウルトラ8兄弟』(2008)
2008年 09月 13日
「ウルトラ8兄弟」は、ウルトラマン、ウルトラセブン、ウルトラマンジャック(帰ってきたウルトラマン)、ウルトラマンエース、ウルトラマンティガ、ウルトラマンダイナ、ウルトラマンガイア、そしてウルトラマンメビウスと昭和期、平成期の混成メンバー。勿論、変身前の素顔のウルトラ戦士たちも勢揃いです。

ここではマドカ・ダイゴもアスカ・シンも高山我夢も、そしてハヤタ・シンやモロボシ・ダン、郷秀樹、北斗星司もウルトラマンではなく、普通の人間として異なった人生を歩んでいます(本当はその設定だとダンが辛いんですけどね。他のメンバーはウルトラマンと合体したり、ウルトラマンの力を手にした地球人ですが、ダンだけは純粋にウルトラセブンが地球人に変身した姿なので、セブン抜きでダンは存在しないのです)。
そこへ突如怪獣が出現、そして何かに導かれるようにウルトラマンメビウスが現れ、メビウス=ヒビノ・ミライに出会ったダイゴは、この世界が滅びようとしており、それを食い止めるためには七人の勇者を目覚めさせる必要があることを知らされるのでした。
メビウスは一応昭和期のウルトラ兄弟とは地続きの設定で、ティガとダイナは完全な同一世界のお話、そしてガイアはまた違った世界が舞台ですので、都合3つの異なった世界の住人であるこの8人を共演させるにはなかなかハードルが高いのですが、やはりこれしかないということでパラレルワールドを持ち出し、そのどれとも違う第4の世界、僕らの住んでるこの世界で冒険が繰り広げられます。
ということは、別にこの8人じゃなくても良かったんですよね。
また8人じゃなく5人でも、逆に10人や20人でも良かったはずなんですが、最初に出演者ありき、出てくれそうな人を選んだというのは穿ちすぎますかね。
でも変身前の8人だけではなく、その相手役(ヒロイン)も8人揃え、その他にもシリーズ縁の出演者が顔を揃えているのは嬉しいですし、シリーズを観続けてきた者にとってその”画”の魅力は、百万言を費やしても語りきることは出来ないでしょう。
またセリフやシチュエーションにも、これまでのシリーズへのオマージュが散りばめられ、わかる人には更に楽しめる作品となっています。もう一度観に行ってこようかな。
勿論、不満点も幾つかあります。音楽面でもシリーズの総括をして欲しかったですし、ウルトラマンの存在が曖昧にされてしまっているようなのはちょっと残念。
またダイゴたちは幼い頃にTVの『ウルトラマン』に夢中になっていたということなのですが、そうなると彼らの年齢設定は幾つだ?
まだまだこの作品については書きたいことがあるのですが、とりあえず今回はここまで。



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私もぜひ観たいので、レディースディにでも行ってこようかと
違った意味で変わってなかったのが、アスカ役のつるの剛士。芝居、10年前とちっとも変わってない(苦笑)。
この撮影のためにアメリカから一時帰国した榊原るみや、引退していた橋本愛が一時復帰したり、ファンサービスも色々です。

おいらも昨日、観に行きましたよ~。
純粋に楽しんできました。
ティガ(長野博)が主役での設定でしたね。
やっぱり今、人気のある『羞恥心』より『ジャニーズ』というわけですね。(笑)
昭和ウルトラマンの方々、かっこよかったなぁ~。
改めて思ったのが、ダイゴとレナってキャラが立ってるなぁということでした。
決して自己主張しすぎるキャラではないのに、これだけの存在感。
勿論、演じている二人あってのことですけれども。
ダンディ4、今回も渋かったですねー。
でも前作の『ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟』からの流用シーンが多いのは気になりました。
”続編”というわけじゃないのに・・・。
ダンが純粋にセブンであるなら、夕子も月の妹のはずだし?^^;。
映画そのものは全面的に(?)肯定しますが、不満点もツッコミどころも沢山あるのは事実です(それじゃ「肯定」してないじゃないかって・・・?)
平成ウルトラマンを観ていなかったので、個人的には前回ほどの盛り上がり感がありませんでした。
けれど昭和ウルトラマンのヒロイン登場は嬉しかったですねー。
特に郷秀樹と坂田アキが幸せそうに暮らしているのはウルウルものでした。
こちらの世界では幸せになれたんですね。
この作品、『ティガ』『ダイナ』『ガイア』を夢中になって観ていたかどうかで評価が分かれるのは確かでしょうね。
ダイゴの、アスカの、我夢の台詞は、シリーズを踏まえたものがありますので、知っていれば思わずニヤリ、なんですけれど、そうでない人はきょとんとするかも知れません。
でも平成ヒロインの変貌振りはある意味ショック・・・!
ダイゴとレナは殆ど変化がなく、それも良い方へ変化してるんですが、後の二人、特にアッコは・・・。
もっとも演じている橋本愛は、今は引退して一般人になってるというから仕方ないのかなぁ・・・。
榊原るみさんの出演は嬉しかったのですが、TVシリーズでは終盤、郷さんはお隣のルミ子さんと良い雰囲気になってたはずでは?(苦笑)
メビウスのTV放送で昔のウルトラマンが登場していたときはテンション高め、時には涙もしながら鑑賞していた私ですが、このお祭り騒ぎも映画二本目ともなると要求は大きくなる訳で、大絶賛という訳には行かず気になるところも多々出てきちゃいました。パラレルワールドっていう設定自体、夢オチと大差ないなぁなんて思っちゃった訳で…。
では、また来させていただきます。今後とも宜しくお願い致します。
でも今度の新作でもハヤタ、ダン、ミライの3人(あ、そういえばアスカが出るらしいけど)だけの出演らしいので、もうこういった機会は二度と訪れないのかなぁと考えると、これだけのメンバーが集まることが出来たということは、どんな設定であれ、許してしまいそうな自分がいます。