『アルプスの少女ハイジの世界』 ちばかおり
2008年 12月 20日
ストーリーの紹介は必要最小限にとどめ、製作の裏側や作品中の描写と実景との比較などが中心なのも前著と同じです。
興味深いのは、ハイジの声を担当していた杉山佳寿子さんが、放送後35年経って初めてスイスを訪れた紀行文が載っていることでしょうか。
アニメーション作品としてのデータを求めている人向きではありませんが、『ハイジ』という作品が好きな人なら手に取っても損はない一冊だと思います。劇場版について一言もコメントされていないのは、やや寂しいですが。

次は『フランダースの犬』か『母をたずねて三千里』か、或いは最近取り上げられる機会の増えている『赤毛のアン』あたりでしょうか。楽しみに待ちたいと思います。
ハイジ懐かしいですね。
子供の頃、夢中になってアニメ見ていました。
数年前に実写版映画もあったけど、
ハイジ役の子役のルックスがアニメのハイジとあまりにも異なる感じだったので
観に行かなかったなぁ~。。。
リアルタイムを知ってる世代なので、未だに鑑賞に耐え得るという点が驚きです。
同時期に放送されていた作品は、例えば『宇宙戦艦ヤマト』にしたところで古さを感じさせますからねぇ。
数年前に続編というかリメイク企画が持ち上がっていたのですが、結局ダメだったのかな。