『イニシエーション・ラブ』 乾くるみ
2008年 12月 23日
「必ず二回読みたくなる」ということで評判になっていた作品、遅まきながら手を出してみました。「僕」が合コンで「マユコ」という女性と出会い、そこから始まるありきたりな恋愛小説・・・なのかと思いきや、ふーん、そう来るか。
「最後から二行目で全く違った物語になる」、とミステリー小説として取り上げられていたので、読みながらずっと違和感を拭えなかったわけですが、こういう設定ならば立派に「ミステリー」でしょうね。
・・・なんて偉そうなこと書いてますけど、実は読み終わった直後はきょとんとしてました。
オチがわからない・・・・・・。
で結局はネタバレサイトや解説サイトを探して皆さんの分析を拝見するに至り、やっと事情が飲み込めました。
うむ、これは凄い。
ということで、何を書いてもネタバレになりそうなので、ストーリーやキャラクターを含めて紹介出来ないのがもどかしいですが、興味のある方は是非ご自分の目でお確かめ下さい。
しかし自分もまだまだ甘いのぉ。。。
本当これはだまされましたね。
違和感ありながら読んだものの、トリックを知ってそういうことだったのか!と。
読んでいる時と読み終わった時のイメージがこんなに違う作品もめずらしいですよね。
この本、なんでミステリーに分類されているのかわからなかったんですよ。
途中で何か大きな事件でも起きるのかと思い、そっちの方でハラハラしたりして(苦笑)。
でも描かれているのは陳腐な三角関係だし、なんでかなぁ?と思っていると・・・・・・でした。
正に「あ、やられた」という感じでしたねぇ。





