『スルース』(2007)
2008年 12月 28日

夫と妻の愛人との丁々発止のやりとりを描いた1972年製作の『探偵<スルース>』を、ハロルド・ピンターの脚本、ケネス・ブラナーの監督でリメイク。オリジナル版では”若い男役”を演じていたケインが、今度はローレンス・オリヴィエが演じていた”作家役”に廻っているのも話題に。
脇役もなく、この二人以外には出演者がいないのも徹底しており、虚実取り混ぜた二人の演技合戦が楽しめる。
地位も名誉も金もあるというケインと、若さと美貌だけが取り柄のロウという対比が見事で、双方が己にない部分を埋める、あるいは否定するために知的なゲームに挑むという構図も面白い。
第1セットはケインが勝ち、第2セットではロウがタイに持ち込み、さて最終セットではどちらに勝利の女神が微笑むか?というのがクライマックスへ至る流れなのだが、そもそもこの前提条件に疑問符が付き、結局は一方は他方の掌で踊らされていただけとも解釈出来る。
ただそれでもラストの意外さというか不可解さが、更に真の勝者がどちらだったのかを曖昧にさせてしまっているのはスッキリしない。オリジナル版ではどうなっているのか、見比べてみたくなる。

『男の嫉妬は 世界を滅ぼす。』 コチラの「スルース」は、アンソニー・シェイファーの舞台劇を1972年に映画化した「探偵<スルース>」のリメイクで、3/8公開となったPG-12指定のサスペンスなのですが、観て来ちゃいましたぁ〜♪ オリジナルは未見なのですが、オ....... more

男の嫉妬は 世界を滅ぼす。 上映時間 89分 原作戯曲 アンソニー・シェイファー 脚本 ハロルド・ピンター 監督 ケネス・ブラナー 音楽 パトリック・ドイル 出演 マイケル・ケイン/ジュード・ロウ 1972年に舞台から映画として好評を博したミステリー『探偵スルース』のリメイク。 制作にジュード・ロウも名を連ねている。 {/book_mov/}あらすじ: ロンドン郊外の邸宅に住むベストセラー推理小説家ワイク(マイケル・ケイン)の元に、彼の妻の愛人ティンドル(ジュード・ロウ)がやって来る。「奥さん...... more

Sleuth(2007/アメリカ)【DVD】 監督・製作: ケネス・ブラナー 出演:マイケル・ケイン/ジュード・ロウ 男の嫉妬は 世界を滅ぼす。 1972年の傑作ミステリー映画『探偵<スルース>』を、イギリスの俳優でもあるケネス・ブラナーがリメーク。 夫VS妻の浮気相手。ひとりの女をめぐっての心理サスペンス。 story ロンドン郊外の邸宅に住むベストセラー推理小説家ワイク(マイケル・ケイン)の元に、彼の妻の愛人ティンドル(ジュード・ロウ)がやって来る。「奥さんとの離婚に合意してほしい」と言う...... more

スルース 【探偵】 [DVD] 監督:ケネス・ブラナー 出演:マイケル・ケイン、ジュード・ロウ... 「男の嫉妬は世界を滅ぼす。」 【ストーリー】 ベストセラー推理作家アンドリュー・ワイク(マイケル・ケギ..... more

映画館にて「スルース」 1972年の映画『探偵<スルース>』をケネス・ブラナー監督がリメーク。 おはなし:ベストセラー推理小説家ワイク(マイケル・ケイン)の豪邸に、彼の妻の愛人ティンドル(ジュード・ロウ)がやってくる。「奥さんとの離婚に合意してほしい」と言うティンドルに、ワイクはあることを提案する。 元々は70年初演の戯曲なんですね。舞台は一軒の邸宅で、登場人物は ほぼ二人。会話がすべてであり、一瞬も目を離せない緊迫感ある89分間のサスペンスでした。 一人の女を巡って年老いた夫と若い愛人が対...... more

今週の平日休みはラゾーナ川崎の「109シネマズ川崎」にて1本。 「マイ・ブルーベリー・ナイツ」・「こわれゆく世界の中で」と、 何気にジュード・ロウ出演作の3レンチャンになっちゃいました。 でもでも、この「ミニ・ジュード・ロウ特集」も、ネタ切れなので今回で終了でーーーす。 ... more

さよなら、ダーリン ロンドン郊外にあるベストセラー推理小説家アンドリュー・ワイクの邸宅に、マイロ・ティンドルと名乗る若い男が訪ねてくる。彼はワイクの妻マギーと不倫関係にあり、離婚を承諾しないワイクを説得にやって来たのだ。それを承知で彼を穏やかに招き入れるワイク。そして失業中だというティンドルに、贅沢が身についたマギーを満足させられないだろうと切り出し、ワイクはある提案をする。それはティンドルに、ワイクの高価な宝石を盗み出させることだった。ワイクには保険金が入り、ティンドルもマギーと暮ら...... more

監督:ケネス・ブラナー CAST:マイケル・ケイン、ジュード・ロウ ロンドン郊外に住む有名な推理小説家、ワイク(マイケル・ケイン)の所に、彼の妻の愛人、ティンドル(ジュード)が訪れる。そしてギ..... more

男の嫉妬は 世界を滅ぼす。 ■ロンドン郊外にあるベストセラー推理作家アンドリュー・ワイクの邸宅に、招かれたのか、押しかけたのか、マイロ・ティンドルと名乗る若い男が現れた。彼らの関係は”夫VS妻の浮気相手”。作家が、若い男に持ちかける。「妻が... more

男の嫉妬は世界を滅ぼす 監督:ケネス・ブラナー 出演:マイケル・ケイン、ジュード・ロウ 「ロンドンに住む初老の推理作家アンドリュー・ワイクの邸宅にマイロ・ティンドルという若い男がやってきた。監視システムが張り巡らされた家に上がるティンドルは... more

v 男の嫉妬は 世界を滅ぼす。 4月15日、京都シネマにて鑑賞。元々舞台劇らしい。72年に故ローレンス・オリヴィエとマイケル・ケインによって映画化された「探偵《スルース》」。このとき、アカデミー賞4候補に上がった傑作ミステリーである。設定はそのままで、まったく新しいアプローチで甦ったそうですが・・・・・。 今回、ローレンス・オリヴィエが演じたアンドリュー・ワイクを、あのマイケル・ケインが演じ、ジュード・ロウはケインが演じた若い男役にまわるという設定です。 &nbs...... more

ニュースでインフルエンザが今年は早めに流行しているって。新型ウィルスの脅威も話が出ますし、これはインフルエンザの予防注射をしなくちゃいけないかなって思ったんですよ。仕事帰りに病院に行って、熱を測り口をアーンとあけて体調を確認してもらったら「あ、のどが赤...... more

【SLEUTH】PG-122008/03/08公開製作国:アメリカ監督:ケネス・ブラナー出演:マイケル・ケイン 、ジュード・ロウ男の嫉妬は世界を滅ぼす。... more

「スルース」それは知性と理性が勝敗を決める究極のゲーム、__お気をつけあれ!そのひと言には100通りの意味がある・・・ジュードの妖しさVSマイケル・ケインの怪しさの危うい対決! ロンドン郊外にあるベストセラー推理小説作家アンドリュー・ワイク(マイケル・...... more

☆公式サイト☆1972年の傑作ミステリー映画『探偵<スルース>』を、イギリスの名匠ケネス・ブラナーがリメーク。豪華な屋敷を舞台に、初老の推理小説家と彼の妻の若き浮気相手による心理戦が繰り広げられる。ロンドン郊外の邸宅に住むベストセラー推理小説家ワイク(マイケル・ケイン)の元に、彼の妻の愛人ティンドル(ジュード・ロウ)がやって来る。「奥さんとの離婚に合意してほしい」と言うティンドルに、ワイクはあることを提案。それは、ワイクが所有する高価なネックレスをティンドルに盗み出してほしいというものだった。今年...... more

あらすじロンドン郊外の邸宅に住むベストセラー推理小説家ワイク(マイケル・ケイン)の元に、彼の妻の愛人ティンドル(ジュード・ロウ)がやって来る。「奥さんとの離婚に合意してほしい」と言うティンドルに、ワイクはあることを提案する・・・。感想スルーするには勿体...... more


スルースは四季の舞台で見ました。手に汗握る展開・ほとんど二人の台詞劇でとても印象に残ってます。ジュードロウとマイケルケインで映画化されてるとは知らなかったです。こちらも「濃い」そうな感じですね(笑)
舞台劇→映画→映画リメイク版、という流れで作られた作品なんですよね。
以前から旧作には興味があったんですが観る機会がなく、結局はリメイク版を先に見る羽目になりました。
聞くところによると、ラストへの展開はオリジナル版とは違うらしいので、やっぱり見比べてみたいものです。
個人的にはどうも納得行かなかったんですよね、このクライマックスの展開。
四季でも2~3度上演されてるみたいですね。
舞台劇としても一度は観ておきたいなあ。