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『ツチヤの口車』 土屋賢二

「週刊文春」に連載されていたエッセイをまとめたもの。

『ツチヤの口車』 土屋賢二_e0033570_2211455.jpg相変わらず自分はこの人が何者なのか良く知らない。
これまでに2冊ばかり読んでるはずだが、それらがムチャクチャ気に入った、ということでもない。

なのに何となくこの本を買ってしまった。
その上に読んでしまった。

その殆どは目の前を活字が流れていっただけ、という状態だったにもかかわらず、何故か数ページはニヤニヤしながら読んでしまった。
外で、例えば電車の中とかじゃなくて良かった。
どんな奇異な目で見られたか知れたものではない。
場合によっては変質者扱いされていたかも知れない。

ということは、これからは二度とこの人の本を読まない方が良いのかも知れない。
うん、きっとそうだ、そうに違いない。


・・・「哲学」って難しいね。
Tracked from 読書と時折の旅 (風と雲.. at 2008-12-29 23:25
タイトル : ツチヤの口車
 久しぶりに、土屋賢二のエッセイ集を読んだ。「ツチヤの口車」(土屋賢二:文藝春秋)である。著者の土屋氏は、知っている人は知っているが、ほとんどの人は知らないというお茶の水女子大学の教授である。以前にもツチヤセンセの「簡単に断れない」と「ツチヤ学部長の弁...... more
Tracked from ビター・オア・スイート at 2009-01-04 16:15
タイトル : 『ツチヤの口車』土屋賢二
※ネタばれありです。 昔、授業を受けたことがあるので、文庫で新刊が出ているとついつい買ってしまう。 初期のエッセイは面白くて大好きだけど、近頃はどうもマンネリ。 奥さん、助手、女の同僚教授のネタぎ..... more
Tracked from つき指の読書日記 at 2009-01-21 19:40
タイトル : 本邦初公開その3
 少しつづけますね。「土屋賢二のハム式ファンクラブ」での5年前の掲示板の書き込み。題名は「名著(会長)との出会い」です。 ということで、昨夜のつづきを。テレビ東京、エリア外でよかった。 活字人間の悲しさ、手当たりしだい、本、本、本の毎日です。数ヶ月前の...... more
Commented by 風竜胆@読書と時折の旅 at 2008-12-29 23:28 x
こんばんは
TBありがとうございます。

>それらがムチャクチャ気に入った、ということでもない。
>なのに何となくこの本を買ってしまった。
>その上に読んでしまった。

 まさに、そんな感じがぴったりの本でしたね。もう買わないと思っても、きっとまた忘れたころに買ってしまうんだろうなあと思います。

 
Commented by odin2099 at 2008-12-31 08:18
>風竜胆様

こちらこそ有難うございました。
これからも時折思い出したようにツチヤ先生の本を手に取るような気がしますね(苦笑)。
by odin2099 | 2008-12-29 22:12 | | Trackback(3) | Comments(2)

「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”


by Excalibur
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