『ツチヤの口車』 土屋賢二
2008年 12月 29日
相変わらず自分はこの人が何者なのか良く知らない。
これまでに2冊ばかり読んでるはずだが、それらがムチャクチャ気に入った、ということでもない。
なのに何となくこの本を買ってしまった。
その上に読んでしまった。
その殆どは目の前を活字が流れていっただけ、という状態だったにもかかわらず、何故か数ページはニヤニヤしながら読んでしまった。
外で、例えば電車の中とかじゃなくて良かった。
どんな奇異な目で見られたか知れたものではない。
場合によっては変質者扱いされていたかも知れない。
ということは、これからは二度とこの人の本を読まない方が良いのかも知れない。
うん、きっとそうだ、そうに違いない。
・・・「哲学」って難しいね。
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※ネタばれありです。 昔、授業を受けたことがあるので、文庫で新刊が出ているとついつい買ってしまう。 初期のエッセイは面白くて大好きだけど、近頃はどうもマンネリ。 奥さん、助手、女の同僚教授のネタぎ..... more
少しつづけますね。「土屋賢二のハム式ファンクラブ」での5年前の掲示板の書き込み。題名は「名著(会長)との出会い」です。 ということで、昨夜のつづきを。テレビ東京、エリア外でよかった。 活字人間の悲しさ、手当たりしだい、本、本、本の毎日です。数ヶ月前の...... more
TBありがとうございます。
>それらがムチャクチャ気に入った、ということでもない。
>なのに何となくこの本を買ってしまった。
>その上に読んでしまった。
まさに、そんな感じがぴったりの本でしたね。もう買わないと思っても、きっとまた忘れたころに買ってしまうんだろうなあと思います。