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『エア新書/発想力と企画力が身につく”爆笑脳トレ”』 石黒謙吾

本屋さんで見かけたとき、最初は書名の意味がわからなくてスルーしちゃったんですが、後日もう一回見かけたので「なんじゃらほい?」と思いつつ手にとって見てみると・・・?『エア新書/発想力と企画力が身につく”爆笑脳トレ”』 石黒謙吾_e0033570_22225971.jpg

ようするに「エア新書」って「架空の新書」ってことなんですな。

今は30種類以上の新書が出てるんだそうで、”空前の新書ブーム”などと言われてるようですが、確かに店頭に毎月毎月ズラズラーっと新刊が並んでますねー。
昔は新書というと、岩波新書とか講談社現代新書とか中公新書とか「お堅い」イメージがありまして、それはそれで好きだったんですけどね、なんか大人っぽいというかインテリっぽい香りがして。でも今はかなりくだけた内容のものも増えてきて、凄くバラエティに富んでいるので本屋さんの新書コーナーを見るのも楽しくなりました。
中には、コレを新書で出すの?・・・なんて思っちゃうのもあったりしますが、そのあたり保守的なのかも知れません。『エア新書/発想力と企画力が身につく”爆笑脳トレ”』 石黒謙吾_e0033570_22231486.jpg

で、この本は「もしこの人がこんな新書を出したなら」と仮定して、書名やら帯につけるコピーやらを勝手に作り上げちゃった、というものです。
誰が、どんな内容で書き、それにどんなコピーを添えるか、これを考えることが脳のトレーニングになるんだというのが著者の主張のようですが、そんな小難しいことは置いておきましょう。
中身は架空の新書の表紙と帯、それに裏表紙だけで構成されていまして、これがなかなかツボを押さえたもの。ページを開いてひたすらニヤリとしたり、ゲタゲタ笑ったりすればOKなのです。


例えば

 『口元曲げれば日本が変わる/斬新なリーダー論』 麻生太郎
  ――改革の第一歩は表情から!斜めの視点、斜めの語り
 『親離れしたい時に読む本/ウザイ父にトホホなあなたへ』 横峯さくら
  ――浜口京子さん絶賛「感謝と重荷の葛藤が伝わってきました!」 
 『知識を増やし過ぎた日本人/それを知らなくてもOK牧場!』 ガッツ石松
  ――「無知の知」私の訓を本当に理解した人類は彼だけである ソクラテス
 『球界の中心で愛をぼやく/こわいカミサンの言うことを聞け』 野村克也
  ――「ノムラスコープ」で女房の心理を9分割
 『秘密はバレる前にバラせ/仕事を呼び込む開き直り術』 小倉智昭
  ――「カッコワルイことがカッコイイ」タブーのようでタブーじゃないネタに、本人自らが鋭く切り込む。『エア新書/発想力と企画力が身につく”爆笑脳トレ”』 石黒謙吾_e0033570_22233910.jpg
 『顔は変わってあたりまえ/成長し続ける美女の法則』 押切もえ
  ――妬む人なんて気にしない
 『ビンタの品格/叩けよ、さらば救われん』 アントニオ猪木
  ――気持ちの入った平手打ちには神が宿る
 『ママでもできる大外刈りの技術/男に襲われたら「狙うは金!」』 谷亮子
  ――通り魔多い恐ろしい時代、子供を暴漢から守りたい!
 『最強のアンチエイジング!入浴/浸り続けて23年』 由美かおる
  ――覗き穴だけが見てきた40年変わらぬボディサイズ
 『キャンディーズファンが国家の安全を保障する/青春の思い出を胸にアツイ中年が立ち上がる』 石破茂
  ――ミキ派としての国防論
 『漬物屋はなぜ潰れないのか?/辰っちゃんの太腕繁盛記』 梅宮辰夫
  ――ミズモノの芸能より水モノの漬物が成功を招く
 『大きな胸のあの人で/巨乳ビジネス進化論』 野田義治
  ――芸能界の名物社長が語る本物のカップ論
 『Xなプロジェクトの語り方/その時、先に口を開いたのは、田口だっ・・・た』 田口トモロヲ
  ――どうすれば、なんでもないことを重々しく伝えられるのか?

・・・こんなネタが100もあります。
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by odin2099 | 2009-01-24 22:25 | | Trackback | Comments(0)

「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”


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