『シャーロック・ホームズの殺しのドレス』(1946)
2009年 01月 27日
アメリカでは”最高のホームズ役者”と呼ばれていたと言うベイジル・ラスボーンのホームズと、ナイジェル・ブルースのワトソンというコンビで作られた作品です。
ホームズの”耳”は、一見同じに聴こえるメロディが微妙に違っているのに気付き、それが暗号らしいことを見抜きます。物語の構成がなかなかしっかりしており、ホームズの推理も論理的であり、かつ意外性もありという具合に工夫が凝らされ、ホームズもワトソンもあわやというピンチを迎える場面も用意され、古い作品ではありますが充分に楽しめるものになっています。
上映時間は70分ほどですが、短すぎもせず長すぎもなく丁度良い按配です。
残念なのはこの物語がコナン・ドイルの原作にはなく、映画用のオリジナル・ストーリーだということでしょうか。
このコンビで正典を映画化したものも是非観てみたいものですね。
それにしても原題の”DRESSED TO KILL”にしろ、邦題の「殺しのドレス」にしろ、内容とは全く関係ないように思えるのですが、何を指しているのでしょうか。





