『大決戦!超ウルトラ8兄弟』 DVD発売中!
2009年 01月 29日

映画もかなりのヒット作となったようですが、DVDも通常版にメモリアルボックス、そしてブルーレイ版とリリースされ、まだ発売後一週間ぐらいですが、何れも好セールスを記録しているみたいです。V6のファンも売上に貢献してるのかな。
で、改めて観てみると、これは「お祭り映画」ですねー。
不満点は色々とあるんですが、これだけのキャラクターを、というよりも、これだけのキャストを揃えたというだけで拍手を送りたい気分です。
これまでのシリーズ、特に『ティガ』『ダイナ』『ガイア』の<平成三部作>(?)への目配せもあり、親しんだ人ほど深く楽しめるように作られています。
そして主演の長野博と、その相手役となる吉本多香美の二人は、当時のイメージを持続させ、かつ役者としての成長も見せてくれるという、ずーっと見つめてきたファンに対する最高の贈り物をくれました。
資料に寄れば、当初はティガやダイナ、ガイアたちとの共演作ではなく、純粋に『ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟』の続編企画だった模様。前作には登場しなかった東光太郎にスポットを当て、ウルトラマンタロウと分離した後の光太郎の人生を描き、クライマックスでは再びタロウと一体化して戦うというシチュエーションも設けられていました(他にレオやアストラ、80も登場し、ラストではおおとりゲンや矢的猛の姿も・・・?)。
更にホシノ君や坂田次郎、白鳥健一らの成長した姿も登場という具合に、『ウルトラマンメビウス』世界でやり残したことを掬い上げた、という実に燃える展開も用意されたプロットで、これはこれで眠らせてしまうには惜しいのですが、最近はややバラバラに、独立した作品群という印象があったウルトラというシリーズ全体の橋渡しをしたという意味だけでも、この作品は肯定したいと思います。

昨年の9月に公開された映画・大決戦!超ウルトラ8兄弟のDVDが発売になり、ネット通販のほうに予約しておいたメモリアルボックスが昨日届きまして・・・収録の映像や封入特典を一通りみて楽しんでおりました。{%CDwebry%}{%万歳webry%}... more
私も映画館で1回だけでしたが、それでもDVDを買っちゃいました。
今観ても、設定に「無理があるよなぁ~」と思いながらも、お祭りとして観たら楽しいです(^^)。
お話というよりも設定には無理があるなぁと思いつつも、個々のキャラクターやシチュエーションは色々と考えられてますよね。
そしてラストは、祭りの後の一抹の寂しさが・・・。
そういえば今回見直したときに気になったんですが、郷秀樹とアキ夫妻と北斗星司と夕子夫妻それぞれの娘は、結局地球に残ったんですよね。
見送りにも来てなかったような(苦笑)。