『ベストヒップクラシック』
2009年 02月 09日
ヒップ、つまり終結部=エンディングだけを集めた企画盤です。
「熱狂するヒップ」、「華麗なヒップ」、「暴走するヒップ」、「昇天するヒップ」、「ショッキングなヒップ」、「しめやかなヒップ」、「可憐なヒップ」、「しつこいヒップ」、「究極のエンディング!!壮大なるヒップ」の9つのブロックに分けられ、収録されているのは40曲。勿論エンディング箇所だけの抜粋収録です。
ベートーヴェンの「運命」は「しつこいヒップ」、ルロイ・アンダーソンの「タイプライター」や「プリンク・プランク・プルンク」は「可憐なヒップ」、ホルストの「火星」やグリーグの「ペールギュント」”山の魔王の宮殿にて”は「暴走するヒップ」、リムスキー=コルサコフの「スペイン奇想曲」は「熱狂するヒップ」、といった具合。
出だしの部分は有名だったり、結構取り上げられてりもしますけど、なるほどお終いの部分はあまり注目されないかも。
実際はどう終るかは意識してないようで気にしてるはずですが、「そこ」だけに注目するのは斬新かも知れません。
チャイコフスキーやラヴェル、モーツァルト、シューベルト、マーラー、ハイドン、ショスタコーヴィチらの作品に混じって伊福部昭の「タプラーカ交響曲」があるあたりが、流石キングレコード!