『爆竜戦隊アバレンジャー DELUXE/アバレサマーはキンキン中!』(2003)
2009年 02月 22日
一万五千年前に封印された爆竜が復活し、日本は氷河に閉ざされてしまう。「しねま宝島」から転載です。
伝説の王女フリージアを守って立ち上がるアバレンジャーたち!
戦隊ヒーローの元祖・アカレンジャーこと誠直也をゲストに迎えての、劇場拡大版。
新社屋のお披露目を兼ねて(?)テレビ朝日のスタジオが重要な舞台に。
TVシリーズを見ていないので今一つキャラクターたちの相関関係がわからないのだが(アバレキラーとか)、それでも南極と化した東京のビジュアル・イメージなど見所は充分。
ただ毎度毎度のことだが、終盤のロボット戦が始まるとドラマの流れが寸断してしまうのが残念。
新たなギガノイドを産み出すべく奮闘していたヴォッファだったが、時間切れで映画は終了。
「次は『ファイズ』が始まるよ」とリジェに突っ込まれると、「出してやる~!『ファイズ』の映画に出してやる~!」と叫んで終わるのはお茶目(ビデオ・リリースの時もこのシーンは残るのかな)。
それを受けとめる余裕が『ファイズ』にあれば面白かったのだが。
戦隊シリーズ&仮面ライダーという2本立て興業は今回で3回目だが、併せて2時間近いプログラム。
子どもがターゲットなだけに間に休憩時間を挟む配慮が欲しいと常々思っているのだが…。

まずは音楽担当が羽田健太郎なこと。
もう一つは、ゲストヒロインのフリージアを演じているのが小向美奈子だということ。
そういや『仮面ライダーアギト』の映画版の時には藤岡弘、がゲスト出演していたが、この作品のゲストは<戦隊ヒーロー>の元祖、アカレンジャーこと誠直也!
でもあんまり話題にはならなかったなぁ…。