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[ 2005-06 -02 22:48 ]
2005年 06月 02日 ( 1 )
仕事が終わるかどうかヒヤヒヤだったんですが(一時は絶対にダメだと諦めて、代りに行く人探してたりもしたんですが)、何とか間に合いました。

・・・で、結果はそのうちサイトの方へ書き込みしますが、お金払わなくてラッキー♪・・・と言っても良いかな。
まぁつまらなくはないんですけど、何かピンボケしてる印象。
MIHOさんも日記で書いてましたけど、途中で『リング』のリメイクなのか、それとも『オーメン』のリメイク(!)なのか、わからなくなってきます(苦笑)。
それに何の説明もないので、前作見てないとお話について行けないかもしれません。
あ、怖いの嫌いな自分でも大丈夫なくらいですので、その点で躊躇してる人は安心。
反面、思いっきり怖がりたいって人には向きません。
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「しねま宝島」より転載
『らせん』のリメイクでも『リング2』のリメイクでもない、ハリウッド・オリジナルの続編。あれから半年後――再び母子に忍び寄るサマラの恐怖!! といってもサマラが誰で、どういう恐怖なのかはさっぱり説明されないので、きちんと前作は見ておきましょう。× × × ×
『キャリー』のシシー・スペイセクが、キーとなるキャラクターとして出演しているのはホラー・ファンへのサービスなんだろうけれど、映画はちっとも怖くない。相変らず、「ドン!」とでっかい音を出してビックリさせようとしているだけで、これじゃあサービス不足だ。
自分だってビデオをダビングしたくせに、他にもあると知ってビックリするヒロインとか、サマラが××するので息子が○○して、『リング』のリメイクなんだか『オーメン』のリメイクなんだかわからなくなっちゃったりとか、臭い物には蓋!と言わんばかりで拍子抜けのラストとか、ツッコミどころも沢山。まさかこれで全て解決、万事メデタシだと思う人もいないだろうし、映画版『リング』”生みの親”の中田監督は、わざわざハリウッドまで何をしに行ったのやら。
これまでのシリーズは全て映画館で見ていて、今回もそのつもりだったけれど、これではね・・・。ご好意で試写会行かせて頂いたのは幸いでした。
パート3も準備中らしいけれど、もう止めた方が良いんじゃないのかなぁ。このパート2が、本国では前作ほどのヒットにはならなかったので、規模を縮小して作るって話なんだけど。
しかしこの映画、<呪いのビデオ>だとか、「死者が甦ろうとしている」だのという要素を取り出すと荒唐無稽に感じられるけれど、これを「子育てに疲れてノイローゼになった母親が、幻覚を見て子供を虐待しようとする話」なんだと捉えると、急に現代的でリアリティある内容となってくる。むしろそう受けとめた方が怖さは増すんだけど、それじゃあ『リング』にならないか・・・。

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