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【徒然なるままに・・・】

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「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”

2005年 07月 28日 ( 1 )

e0033570_22433734.jpg今年の2月に日本公開された作品(当時の感想はこちら →追記:下記に転載)が、半年弱でDVDリリース。正式発売は明日ですが、前日に入荷するのはお約束。早速買ってまいりました。

2種類あるうち、迷わず<Premium Edition>を選択
値段が極端に高かったり、いらないオマケが付いてるんじゃない限り、無理してます。その分優越感に浸れますし。

まぁ3時間近い長尺なのでパラパラと見た程度ですが、注目なのは日本語吹替版。
情報量多いから字幕追ってると辛いので、公開当時から吹替版作って欲しかったんですけど、劇場公開なし。最近の傾向からすればあって当然かなぁ、なんて思っていたんですがね。

e0033570_22435724.jpgで、やっと今回吹替付きでリリースされたわけなんですけれど、うーん、コリン・ファレルが浪川大輔? アレキサンダーとしての年齢設定からすれば「あり」なんですが、コリン・ファレルとしては少々若すぎの嫌いが・・・。
<『ロード・オブ・ザ・リング』三部作のフロド、『スター・ウォーズ』新三部作のアナキンのイメージ強いからかもしれませんがね。
結論はいずれじっくりと鑑賞するまで保留ですけれど。

もう一枚、『ゴジラ/FINAL WARS』のDVDも購入。
こちらも<通常版>ではなく<スペシャル・エディション>です。
今夏はシリーズ全作を順番にDVDでおさらいするつもりだったんですが、これはちょいと延期になりそう。

  ×  ×  ×  ×  ×

以下、「しねま宝島」より転載
老いたプトレマイオスが語るアレクサンドロス大王の一代記。

沢山出てくる人物関係がわかりづらいし、東征で出てくる土地の位置関係や距離感も掴みづらいし、途中で時系列はいじくるし、ということで173分は随分長いぞ、の超大作。

もう少し切り詰めてくれた方が良かったよなぁ。殊に再三同性愛について言及するシーンがあるのに、結局上手く活かしてるとも思えないので、その辺バッサリと切ってくれればもっと見やすくなったのに(逆にそこらへんに期待している人もいるだろうけど、大したことありません)。
その割りに面白くなりそうな場面を、プトレマイオスのナレーションであっさり処理しちゃうあたりが何とも。それに「彼は愛されていた」とか「彼はもはや愛されていなかった」というナレーションが入るんだけど、これがちっとも愛されてたように見えないのはどうかと思う。もっともこれが、最後のどんでん返しに繋がる皮肉混じりの伏線だとしたら見事なんだが・・・それは考えすぎだろうな、やっぱり。

またこれだけコスチューム・プレイ物が作られた後だと、後発作品はどうしても損だ。色々新しいことをやっていても、どっかで見たなぁという気になってしまう。
特に、時代は違うとはいえ同じギリシャを舞台にした『トロイ』にはデジャ・ヴが
そもそもアレクサンドロス大王は『イーリアス』が愛読書、好きな英雄はアキレスというだけあって、劇中でも何度か”トロイヤ戦争”、”パトロクロス”、それに”アキレス”の名前が出てくるが、そうするとどうしてもブラット・ピットの顔が浮かんでしまうんだよね。まぁ公開順が逆じゃなかったことが、かえって良かったのかもしれないけれども。

で、全体的には冗漫な印象が強いこの作品の、一番の見所はアンジェリーナ・ジョリーだろう。主人公はアレクサンドロス大王だけれども、物語の最初から最後まで色濃い影を残しているのは、その母親オリンピアス。アンジェリーナ・ジョリーは正にこのキャラクターにピッタリで、真の主役は私よ、と言わんばかりで貫禄充分。それに父であるフィリッポス二世を演じたヴァル・キルマーも、かつての二枚目ぶりはどこへやらの怪演を見せてくれるのが楽しい。コリン・ファレルは・・・まあいいや。

そういやこの作品、本来なら競作になるはずで、バズ・ラーマンが準備していたのはレオナルド・ディカプリオの主演でニコール・キッドマンが共演。なんとなくこちらの方が品がありそうだけど、スピード競争に負けて立ち消え。かと思いきや、このストーン監督版がラジー賞6部門ノミネートの健闘振り(?)を見せたので企画が再浮上とか。まぁ期待せずに待ちましょう(っつーか、元々は4作品も企画が挙がってたんだよね、メル・ギブソンがプロデュースするTV版も含めて。ディカプリオは最初、もう一本のマーティン・スコセッシ版への出演を決めていたのが心変わりし、結局スコセッシ版はラーマン版に吸収されちゃったという経緯があるから、まだまだスンナリいくとは思えない・・・)。

by odin2099 | 2005-07-28 23:08 |  映画感想<ア行> | Trackback(9) | Comments(12)
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