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【徒然なるままに・・・】

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「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”

2005年 11月 29日 ( 1 )

昨日の高嶋ちさ子つながりで、CDもご紹介。
CDデビュー10周年記念なんだそうで、最近彼女のベスト盤が2枚も発売されました
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1枚目は<クラシカル・セレクション>と題されたもので、チャイコフスキーの「花のワルツ」や、サラサーテの「ツィゴイネルワイゼン」、エルガーの「愛の挨拶」、ベートーヴェンのピアノソナタ「悲愴」等々、曲名を聞いただけではピンと来ない人も、おそらくメロディーを聴けば「ああ、これか」と思うであろうような曲が、全部で15曲が収められています。
中にはサルトリ・フランチェスコの「タイム・トゥー・セイ・グッバイ」などという最近のヒット曲もありますが、これが全く違和感ないのが凄いところですね。勿論原曲の良さもあるのですが、他の純然たるクラシック曲がかなりモダンなアレンジを施されているからでもあります(おっと、”モダン”ってもう死語ですか?)
この中でのお気に入りはフォーレの「シシリエンヌ」、そして何と言ってもカッチーニの「アヴェ・マリア」ですね。「アヴェ・マリア」は数あれど、自分にとってはカッチーニ版が最高です。
実はこの曲の存在を知ったのは割りと最近で、本田美奈子のアルバムの表題曲になっていたからなんですが、それ以降色々な演奏を楽しんでいます(先日追悼の意をこめて、改めて本田美奈子の歌で聴いてみましたが、やはり心に響くものがあります・・・)

もう1枚は<クロスオーバー・セレクション>
こちらにもJ.S.バッハの「主よ人の望みの喜びよ」や、メンデルスゾーンの「ヴァイオリン協奏曲」などのクラシック曲はありますが、彼女が司会していたTV番組『芸術に恋して』のテーマ曲「シンバ」(大島ミチル作曲)や、ポール・マッカートニーの「LIVE AND DIE」(『007/死ぬのは奴らだ』の主題歌)、バート・バカラックの「雨にぬれても」、それに『となりのトトロ』などなど、名前に恥じないくらいごった煮の選曲がなされています(こちらも全15曲)。彼女自身が作った曲も入っていますので、多角的多面的に彼女を知るには格好のサンプル盤かも知れません。

とまぁ色々と書いてみましたが、やはりクラシックということで「敷居が高い」と感じてしまう人は多いのでしょうね。
彼女のソロアルバムだけではなく、フジテレビの軽部真一アナと組んだ「めざましクラシックス」や、コンポーザー・ピアニスト加羽沢美濃とのユニット「CHISA&MINO」からも選ばれているだけあって、純粋なクラシックの名曲アルバムとは呼べない、一筋縄ではいかない作品揃い(苦笑)。この弾け具合は、むしろクラシック初心者というか、クラシックに関心が薄い人にこそ相応しいと思うのですが。
by odin2099 | 2005-11-29 22:50 | 音楽 | Trackback | Comments(0)
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