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【徒然なるままに・・・】

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「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”

2006年 01月 20日 ( 1 )

e0033570_16263271.jpgヤーバン大王の侵略から逃れたフリード星の王子デューク=フリードは、その野望を阻止するべくガッタイガーを駆って地球へと逃れた。しかしその魔手は遂に地球へも及んでしまう。しかもその指揮を執るのは、ヤーバン大王の娘テロンナ姫。デューク=フリードとテロンナは、幼い頃から共に育った幼馴染みだったのだ・・・。

1975年夏の<東映まんがまつり>で上映された30分のアニメーション映画で、『マジンガーZ』以来のロボットアニメ・ブームと、折からのUFOブームとを合体させた意欲作である。
原作は『マジンガー』シリーズの永井豪が担当しており、主役メカも、巨大ロボットと円盤が合体するというアイディアもの。
ご存知の通り、この作品をベースに『UFOロボ グレンダイザー』という『マジンガー』シリーズ第3弾のTVアニメが作られ、主題歌も歌詞の一部を変えて副主題歌に流用されているが、元々『グレンダイザー』のパイロット版として準備されたものではないそうだ。
グレンダイザーの洗練されたデザインも悪くはないが、個人的にはこの作品の無骨なガッタイガーの方が愛着がある。

演出の芹川有吾の持ち味というか、物語の主眼はデューク=フリードとテロンナの悲恋におかれ、SF版「ロミオとジュリエット」といった趣き。かなり際どい台詞もあり、アイシャドーがポイントの妖艶なテロンナのデザインと合せて、子ども向けにしてはかなり濃厚なムードがプンプン漂う。短い時間でテーマを明確に打ち出し、かつロボットアニメの魅力をも表現したという意味でも、この作品はロボットアニメ史上の傑作と評しても良いだろう。
同型のヤラレメカが続々登場したり、可変メカが中心になるのは『機動戦士ガンダム』の先駆け?
菊池俊輔の音楽も快調で、後に『グレンダイザー』を初め、『大空魔竜ガイキング』や『惑星ロボ ダンガードA』、『SF西遊記スタージンガー』などにも流用された。
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by odin2099 | 2006-01-20 06:13 |  映画感想<ア行> | Trackback | Comments(2)
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