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【徒然なるままに・・・】

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「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”

2006年 04月 01日 ( 1 )

どうしようかなぁ~と迷っていましたが、重い腰を上げて見に行ってしまいました、新作映画『ドラえもん』。
映画館で『ドラえもん』を見るのは何年ぶりでしょうかね。
そういえば、併映作品がない単独公開というのは今回が初めてだと思います。それだけ勝負作ということなんでしょう。

e0033570_1146817.jpgさてこのリメイク版、ストーリー運びも台詞も驚くほどオリジナル版を踏襲しております。”新作”を期待していた人には、物足りないくらいです。
もっとも、CGをはじめ映像表現はかなり進化していますが、四半世紀も経っているのですからこれは当然。随所に今風の演出というかセンスが感じられ、心なしかギャグ・マンガとしての側面が強化されているように見受けられます。
反面、なんだかドラえもんたちが下品になっているような気がしてしまうのはちょっと寂しい気もします。決してドラえもんたちは”道徳的なキャラクター”というわけではなく、どこにでもいる子どもの代表という設定のはずですが、それでもねぇ・・・。
逆にこれぐらいの刺激がないと、”現代っ子(死語ですな、もう)”には受けないんでしょうかね。

先にストーリーは殆どオリジナル通り、と書きましたが、実はクライマックス以降には明確な違いがあります。
旧作ではドラえもんたちのピンチを、駆けつけたタイム・パトロール隊が救い出します。文字通り”正義の味方”としての役回り、いわばデウス・エクス・マキナとしての存在だったわけですが、この新作でも登場はしますが、その扱いはかなり小さいものになっています。旧作を絶対的な抑えのエース、守護神としての登板だとするなら、今回はワン・ポイント、ショート・リリーフとしての登板に例えられるかもしれません。大人の助けを借りずに、あくまでのび太たちが自力で解決を図る、そこにこのリメイク版のポイントがあるのでしょうか。
by odin2099 | 2006-04-01 21:21 |  映画感想<タ行> | Trackback(3) | Comments(4)
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